人気動物が消えるハプニングも… “昭和の動物園”がリニューアル 成功請負人の新園長が目指した「本物感」
高橋さん: 「いなくなっちゃいましたね、まさかの展開ですね」 突然姿を消した人気者を、スタッフ総出で園内を探しましたが、この日は結局見つかりませんでした。
そして今度は、ヤギが柵の外で見つかりました。
柵の中の土が盛り上がって高くなっていたところからジャンプして、柵の外に出たようです。
急遽、地面をなだからにして対策を施しました。
■むちこも無事発見…新たな仲間も到着
オープンまでおよそ10日を迎えた日、施設のリニューアル工事も終わり、新しい仲間がやってきました。動物園の目玉にしたいという、白いメスと茶色のオスのアルパカです。
そして、プレーリードッグの「むちこ」も無事見つかっていました。 高橋さん: 「見つかりましたよ。巣を作っていて。ホントに見えない地下まで掘っていて、そこにいました。ヘタしたらこの土で埋まっちゃっていて、死んでいるかなと思っていたんですよ。改めて動物の本能というかいうんですかね、予想外のことが起きるので」
高橋さんもホッと一安心した様子でした。
■「別の動物園みたい」…初日は700人超える来園でリニューアル大成功
そして迎えたリニューアルオープン当日の6月29日、朝から開園を待ちわびる家族連れで行列ができていました。
34種112点の動物たちを展示し、こだわりの「リアルな展示」も好評で、ヤギのエサやり体験も子供たちから人気を呼んでいました。
女性客: 「すごい、別の動物園みたいです。ビックリです、めちゃめちゃキレイになりました」 男性客: 「実際に触れるところが、カメとかも触れたりとか、実際体験できるのは良いなと思いました」
別の女性客: 「なんか子供たちが見やすいし、動物に距離が近いので嬉しいです」 初日は予想をはるかに上回る、700人以上のお客さんが来園し、大成功の滑り出しとなりました。
高橋さん: 「まずはホッとした感じですかね。やっとちょっと新しい一歩が踏めたというのはあるんですけど、ホッとの方が大きいかな」 無事リニューアルオープンを成し遂げた高橋さんの次の目標は、「ゾウ」を飼うことです。
高橋さん: 「ここでゾウを飼いたいですね、アフリカゾウ。夢です、夢です。壮大な夢があります」 2024年8月6日放送