「アジア最強の面貌を遺憾なく見せた」森保Jの圧勝を韓国メディアが相次ぎ報道! 痛恨ドローの母国は“ブーイングの嵐”に異例の事態
日本に大敗の中国には辛辣
9月5日に日本代表が北中米ワールドカップ・アジア最終予選の初戦で中国代表を相手に7発大勝を収めたニュースは、すでに韓国でも広く報じられている。 【画像】日本代表の中国戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。5人が最高評価の7点。MOMは3点に関与した20番 「日本サッカー、中国に7-0大勝…“死の組”で最高のスタート」(通信社『NEWSIS』) 「“14億の人民が嗚咽”…日本の極端的攻撃!久保が1ゴール・2アシスト、南野の2ゴールなどで中国を7-0大破」(ネットメディア『エックスポーツ・ニュース』) 「“暴風7ゴール”日本、中国に大勝…北中米W杯最終予選“快調の出発”」(テレビ局『SBS』) 「日本、中国相手に“7ゴール大爆発”…ホームで7-0大勝」(経済メディア『MoneyS』) なかでも、「“アジア最強”日本、中国に7点差大勝…W杯最終予選で爽やかなスタート」と見出しを打った総合メディア『イーデイリー』は、「オーストラリア、バーレーン、サウジアラビア、インドネシアと同じグループCに属する日本は、FIFAランキング“アジア最強”の面貌を遺憾なく見せてくれた」と言及している。 スポーツ紙『イルガン・スポーツ』は「圧倒的だった日本サッカー、中国に7-0で大勝…“シュート数17対1、支配率は77.2パーセント”」とデータ面で日本に注目し、次のように報じている。 「日本はシュート数で17対1と圧倒的な優位を占め、17本のシュートのうち7本を得点に繋げた。その一方で、90分間でシュートをわずか1本しか許さない圧倒的なパフォーマンスで大勝を収めた。ボール支配率は77.2パーセントで、22.8パーセントの中国を大きくリードした。グループC首位をめぐって争うことが有力視されているオーストラリアがバーレーンに“衝撃の敗戦”を喫したことで、日本の勝利はさらに意味が大きくなった」 他では、敵地で大敗した中国にフォーカスするメディアも多く、「“埼玉0-7大惨事”日本相手に崩れた万里の長城」(スポーツメディア『MKスポーツ』)、「大量7失点と歴代最多点差の敗北…日本遠征で袋叩きに遭った中国」(サッカー専門メディア『Best Eleven』)、「“日本戦、拷問のような0-7悲劇”…中国サッカーファンのため息と絶望」(スポーツ紙『スポーツ京郷』)など辛辣な見出しが並んでいた。 一方、日本と同日にパレスチナ代表と対戦した韓国代表は、ホームのソウルワールドカップ競技場でスコアレスドローに終わった。 ホン・ミョンボ体制の初陣を勝利で飾ることができなかった韓国。会場では韓国サッカー協会やチョン・モンギュ会長に対する批判の横断幕が観客席に掲げられ、試合中には指揮官にまでもファンがブーイングを浴びせる光景が広がった。これを受け、選手たち自らファンに“ブーイングの自制”を求める異例の事態となった。 スポーツ紙『スポーツソウル』によると、イ・ガンインは「韓国を代表する選手として非常に残念だ。サッカーファンの皆さんも残念で腹が立つと思うが、たくさんの応援を送ってほしい」とコメント。ソン・フンミンも「自分たちで自分たちの敵を作ってはいけないと思う。(ファンの声援が)勝利の助けになることをファンの立場からも考えてほしい。応援をお願いしたい」と切実に訴えた。 そして、同紙は「大舞台で活躍し、あらゆる苦労を経験したスター選手でも自国ファンのブーイングを受けるのは苦しい。例え誰かが『選手ではなくKFA会長と監督に向けた批判の声だ』と強調しても同じだ。ファンの応援を背負ってエネルギーを発散する選手の立場では、試合中のブーイング自体が負担にならざるを得ない」とし、選手が応援を求めた理由を強調していた。 なお、次戦は日本がバーレーン、韓国がオマーンとそれぞれ敵地で対戦する。対照的な内容で最終予選をスタートした日韓両国は、中東アウェーでともに勝利を手にすることができるだろうか。 構成●ピッチコミュニケーションズ
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