【楽天】「鍛錬の秋」は270段の階段ダッシュで締め…秋季キャンプ打ち上げ
楽天は14日、仙台市内で行っていた心と体の成長を目指した14日間の秋季キャンプを打ち上げた。 最後の練習を行うため、楽天モバイルを飛び出した。フリー打撃や走塁など、一通りの練習を終えると、バスで仙台市内のとある場所に移動した。待ち構えているのは約270段の階段。疲労がピークを迎える中、全日本高校女子選手権で5度の全国制覇を誇る強豪・常盤木学園のサッカー部員と共に階段ダッシュを3セット。頂上で仰向けになり、寝転ぶ選手が続出するほど追い込みまくった。 三木肇監督(47)は、キャンプで徹底した投げ込み、振り込み、走り込みといった猛練習を課すべく、テーマを「鍛錬」に設定。ひたすら練習に打ち込み、2日間の休み明けには紅白戦を実施。練習で鍛えた部分を実戦で試す場をつくるなど、“三木流”の練習方法で選手に成長を促した。 指揮官は「鍛錬をひとつ掲げてやりましたけども、いろんなことにチャレンジし、選手たちもしっかり取り組んでくれたと思います。実りある、中身の詰まったキャンプができたことは良かったかなと思います」と総括。ここからは野球選手の“お正月”である来年2月1日のキャンプインに向け、各自が鍛錬を積み重ねていく。 (太田 和樹)
報知新聞社