貴景勝「調子はぼちぼち」 マイペースで調整
大関貴景勝は5日、東京都板橋区の常盤山部屋で相撲を取らず、てっぽうやスクワットなどの基礎運動で体を動かした。マイペースで調整を進め「調子はぼちぼち。思うように稽古はできている」と冷静に話した。 6、7日は二所ノ関一門の連合稽古が行われる。大関昇進を狙う関脇琴ノ若や新入幕大の里らと胸を合わせるチャンスだが「土俵に入るのは当日の体の調子を確かめてから」と慎重だった。 22歳で新大関になった貴景勝も27歳。首や膝に慢性的な故障を抱え「焦っても仕方ない。やるべきことをやるだけ」と平常心を強調した。