【巨人】今季ワースト5連敗で貯金ゼロ、交流戦優勝の可能性も消滅 堀田賢慎の初回5失点が重く
◇12日 楽天5―4巨人(楽天モバイルパーク宮城) 巨人は初回の5失点が重くのしかかり、交流戦首位の楽天に連敗。今季ワーストの5連敗で5月6日以来の貯金ゼロとなり、2014年以来の交流戦優勝の可能性も消滅した。 巨人の先発、堀田賢慎投手(23)は楽天打線に高めの球を狙い打たれ、1死から4連打で2失点。なおも2死二、三塁で、フランコに初球の内角145キロ直球を捉えられ、左翼席への3ランとされた。わずか12球で5点を失い、先発登板では今季最短の2イニング⅔で降板。3敗目を喫した。 打線は坂本勇人内野手(35)を5月26日の阪神戦(甲子園)以来となる2番で起用し、好調のエリエ・ヘルナンデス外野手(29)を初めて5番に置くなどオーダーを変えて臨んだが、最速152キロの直球にスプリットを織り交ぜる楽天先発・内の前に、6イニングで2得点と振るわず。 4点を追う4回無死一塁で、岡本和真内野手(27)が三塁線を破る適時二塁打を放ち、6日ロッテ戦(東京ドーム)以来5試合ぶりの安打をマークしたのが明るい材料となった。
中日スポーツ