主人公のすり傷を塞ぐべく集結!『はたらく細胞』本編より、かわいくて優秀な血小板の奮闘をチラ見せ
「はたらく細胞」、スピンオフ作品「はたらく細胞BLACK」の2作品を原作とする『はたらく細胞』(12月13日公開)。明日に公開を控えた本作より、本編映像が解禁された。 【写真を見る】かわいくもたくましい血小板たちの高い能力に、赤血球と白血球も感心 人間の体の中を舞台に繰り広げられる”世界最小の物語”を描く本作。赤血球役の永野芽郁、白血球(好中球)役の佐藤健をW主演に迎え、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜ら豪華キャストが集結した。 解禁された映像の舞台は、永野演じる赤血球、佐藤が扮するや白血球がはたらく、日胡(芦田)の体内。ひょんなことからすり傷を追ってしまった日胡だが、その頃彼女の体の中では、傷によって出来た大きな穴の出現により、細胞たちが大パニックに。そんなピンチに駆けつけたのが、かわいすぎる救世主、血小板たちだ。 声を掛け合いながら慎重に階段を下りてくる血小板を、「待っていたぞ」と歓迎する白血球。敬礼ポーズで「お疲れ様で~す!」と声をそろえるその姿に、まわりの細胞たちも思わず笑顔になるが、実はキュートな見た目に似合わずとても優秀な血小板。手元のタブレットでマクロファージ(松本)の解説を聞いた赤血球は、「血管が損傷したときに集合し、止血してくれる」という血小板のはたらきを知ると同時に、すぐさまその高い能力を目の当たりにすることに。「よ~し、行くよ!」というリーダー(マイカピュ)の掛け声で、すり傷の大穴に駆け寄る血小板たち。大勢の細胞たちがエールを送るなか、フィブリン(血液の凝固に関わるタンパク質)をつなぎ合わせ、瞬く間に血小板血栓の全体を覆い固めていく。一部始終を見守っていた赤血球は、小さな見た目で驚異的なはたらきっぷりを見せる血小板たちに感激した様子。今回解禁となったシーンはここまでだが、映画本編では、このあと赤血球と白血球が大変なことに…?続きはぜひ映画館で目撃してほしい。 SNSでは、公開前から早くも大絶賛する声が相次いでいる血小板役。本作にキラーT細胞役で出演している山本も、お気に入りの細胞に「それはもう血小板ですね!可愛い!」と挙げるほど、血小板たちはファンも共演者をも魅了し続けている。そんな血小板役を演じているのは、リーダー役のマイカピュを始め、泉谷星奈、湯本柚子、天野叶愛、佐藤恋和、石塚七菜子、英茉、大迫鈴、堂口環那、原春奈、磯村アメリなど、話題作に出演してきた旬まっさかりの子役オールスターズ。いずれも数百人のオーディションの中から選ばれた精鋭揃いだ。 撮影現場では、マイカいわく「撮影現場で佐藤さんが小さい血小板の子を肩車してくれたり、永野さんは一緒に写真を撮ってくれたり、すごくやさしかった」のだという。ぜひ映画館の大スクリーンで、かわいすぎる血小板たちの活躍と、豪華キャスト陣との共演をじっくり堪能したいところだ。 笑って泣けて、タメになる、この冬、日本映画史上最大のスケールで描く世界最“小”の物語、映画『はたらく細胞』。いよいよ明日に公開を控える本作に引き続き注目したい! 文/サンクレイオ翼