大建工業、岡山県岡山市に新たな音の設計開発拠点「新・音響実験棟」建設へ 吸音・遮音性能や床衝撃音の解析予測など実施
大建工業は、音響事業の更なる事業強化・拡大を目的に、岡山市南区の岡山工場の敷地内に、新たな音響設計の開発拠点となる「新・音響実験棟(仮称)」の建設することを発表した。
同棟は新たな設備を導入し、JIS規格に基づく高精度な測定をはじめ、吸音・遮音性能や床衝撃音などの性能値を解析予測するなど、機能・性能の実験・評価を行うという。
約10億円を投資して建設され、2025年10月の運用開始を予定。
音響製品の更なる拡大に向け、新たな音響技術の開発や快適な空間設計を促進する施設を目指すとしている。
なお同社は、現在オフィスなどでの音環境の改善要望に対応する「音環境ソリューション事業」の構想にも着手しているとし、「新・音響実験棟」の活用も含めた新たな事業展開も検討しているとのことだ。
■新・音響実験棟建設概要
名称:新・音響実験棟(仮称) 所在地:岡山県岡山市南区海岸通2丁目5番8号 敷地面積:1,170平方メートル 建屋概要:延床面積・926平方メートル 着工予定:2024年8月 竣工予定:2025年10月 稼働開始予定:2025年10月 投資予定額:約10億円
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