<春へ走れ・’21センバツ東播磨>武器の走力、さらに磨きを 外部トレーナー、万浪さん指導 /兵庫
19日開幕のセンバツに初選出された東播磨は、外部トレーナーを招き走力やフィジカルのレベルアップを目指している。 指導するのは、三木市でジムを経営するスポーツトレーナーの万浪嵩志さん(34)。西尾圭司部長(58)が西脇工監督時代の教え子で、西尾部長の紹介で2019年から週1回から月1回のペースで練習に立ち会う。 ウエートトレーニングに加え、走力を武器にする東播磨向けに、「足と腕は下に振る」などと見本を見せながら説明し、短い塁間で瞬発的に速く走る方法を伝授。盗塁時に勢いを残したまま方向転換ができるよう、柔軟性のある体づくりなどのサポートもする。 万浪さんは「ハードな練習と勉強を両立させていて、センバツに選ばれるにふさわしいチーム。持っている力を発揮すれば勝てる」とエールを送っている。【後藤奈緒】 〔播磨・姫路版〕