力作業だと思っていた大根おろし。「魔法のおろし器」に変えたら驚くほど軽い力でおろせるようになった
焼き魚に大根おろしを添えて食べるのが好きだ。 それでもわざわざ硬い大根をゴリゴリおろすのは力がいるし、なかなかの作業。全ておろし終わる頃には手の力が抜けてヘトヘトになる。 【全画像をみる】力作業だと思っていた大根おろし。「魔法のおろし器」に変えたら驚くほど軽い力でおろせるようになった
雑貨屋の店主におすすめされた「おろし器」がすごい
そんなおろす作業を楽にしてくれる、革命的なおろし器に出合った。 すり鉢・おろし器の専門窯元「もとしげ」が開発したおろし器だ。 行きつけの雑貨屋の店主さんにおすすめされて使ってみることにしたのだが、これが本当に便利で驚いている。 実家の母にも小さいサイズをプレゼントしてみたところ、「良すぎて大きいサイズのものも欲しい」と言われた。それくらい本当に使いやすい。
軽い力でおろせる
食材を刃部分に軽く押し付けて回すだけで、するする削れていくのは快感だ。 おそらく小学生くらいの子どもの力でも簡単に削れるのではないだろうか。 大ぶりな生姜も3分くらいで簡単に削れてしまう。 切れ味の秘密は、このセラミック製の刃にある。 硬い食材は難なくすりおろせるのに、ステンレス製のギザギザ刃よりも手を傷つける心配がないから不思議だ。おかげで食材が小さくなってもギリギリまでおろすことができる。 器の裏には滑り止めのゴムがついている。 テーブルを傷つけずに済むし、片手ですりおろせるくらいしっかりフィットするので作業もしやすい。
磁器のように硬い
器は陶器製で、島根県の石見焼。 1300度以上の高温で焼成しているので、磁器のように硬い。 かれこれ3年ほど愛用しているが、匂い移りもほとんどない。
使い終わったら水で流すだけ
使い終わった後も水でさっと洗い流すだけ。 熱に強いので、ときどき食器洗い乾燥機にお任せすることも。 刃に繊維が絡んでしまうのでスポンジを使うことはできないが、水圧だけできれいになるのでその点は全く気にならない。
大きさは全部で3種類
大きさは小・中・大の3サイズあるが、私は中と大を愛用している。 大きい方が食材のサイズに限らずなんでもおろせるので、個人的にはおすすめだ。
薬味でおうちごはんをより美味しく
以前はチューブタイプの生姜を使っていたが、このおろし器を使うようになってからは生のおろし生姜を好んで使うようになった。 やはり生の方がフレッシュで、素材の味が濃い感じがする。 これからの季節は、薬味の出番も多くなることだろう。おろし器ですりおろしたさまざまな薬味を活用して、この季節ならではのおうちごはんを堪能したいと思う。
苫米地結子