松下一也がA1復帰に向けた最高のV/ボートレース浜名湖
ボートレース浜名湖の「オレンジリボン運動支援競走 中京スポーツもみじ杯」は20日に最終日を迎えた。今シリーズは強い北風が吹いて安定板装着や周回短縮となる日もあったが、優勝戦は風がピタッと止んで鏡のような水面での頂上決戦となった。 12R「優勝戦」、進入はスタート展示と同様、枠なりの3対3。1号艇・片橋幸貴がインからコンマ11のトップスタートを決めた。ただ、2号艇・仲口博崇、3号艇・竹井貴史がスリットでやや後手を踏む中、4号艇・松下一也がカドからコンマ13の2番手スタート。中へこみの隊形を生かし、一気に内へ斜行。そのままスロー勢をまくり切り、バックストレッチでは後続を突き放して独走態勢へ。そのまま危なげなくゴールした。今年7月の常滑に続いて2度目、通算では17度目の優勝を地元当地で飾った。 次位争いではインから残した片橋、差した竹井、大外から切り込んだ東本勝利が接戦に。2周1Mで片橋が竹井の懐を差し、2着を確保。3着には竹井が入線した。2連単4-1は1,030円(4番人気)、3連単4-1-3は4,180円(14番人気)。 予選トップ通過を果たしたものの準優で2着となり、優勝戦は4枠回りとなった松下。「昨日(準優)が申し訳なくて頑張りました。ホッとしました」とリベンジを果たし安堵の表情。朝からプロペラ調整に時間を割き、「今日は『きた!』と思って自信を持っていけました」と仕上げた舟足で地元Vを達成。来年1月からはA2に降級するが、A1復帰に向けた今期初戦で最高のスタートを切った。
マクール