京丹後で「こまねこフェスタ」 アニメこまねこと金刀比羅神社がコラボ
アニメ作品「こまねこ」と金刀比羅(ことひら)神社(京丹後市峰山町泉)とのコラボイベント「こまねこフェスタ」が12月15日、同神社と「御旅市場」(峰山町)、「roots」(峰山町)の3会場で開催される。主催は「こんぴら手づくり市実行委員会」。(京丹後経済新聞) 金刀比羅神社は1811年に創建され、境内には「こま猫」が鎮座している。機織りで栄えた同町では、絹糸を生み出す蚕をネズミから守る猫を大切にしていたため、こま猫が守り神として親しまれるようになったという。2016(平成28)年から「こまねこまつり」を開催し、地域活性化を目指してきた。 アニメ「こまねこ」は、人形を一コマずつ動かし、照明やセットなどを変えながら撮影するアニメーションの手法「コマ撮り」で撮影されたアニメーション作品。その中に登場するキャラクター「こまねこ」が、金刀比羅神社のこま猫と同じ名前だったことから、同イベントが企画された。 開催の背景について、企画した実行委員会の南正治さんは「アニメ『こまねこ』をきっかけに地元の子どもたちが、こま猫に興味を持つきっかけになってほしい。『こまねこ』のファンが観光で訪れるきっかけになり、地域活性化につなげたいと思いイベントを企画した」と話す。 当日は、コマ撮りアニメーション映画「こまねこのクリスマス」の上映や、コマ撮りの様子を体験できるワークショップ、「こまねこ」シリーズを制作するアニメーターの座談会などを実施する。併せて、マルシェイベント「こんぴら手づくり市」と「御旅市場マルシェ」も開催。 南さんは「当日はたくさんの企画があるので、食べて、見て、楽しんでいってもらえたら」と意気込む。 開催時間は10時~15時。入場無料。
みんなの経済新聞ネットワーク