【名古屋市長選】河村市政の継承か刷新が争点 過去最多7人が立候補 新市長に何を望む?
メ~テレ(名古屋テレビ)
名古屋市長選挙が、10日に告示されました。14年以上続いた河村市政の継続か、刷新か。2週間の選挙戦のスタートです。 衆院選で当選した河村たかし前市長の自動失職に伴う名古屋市長選が、10日に告示され、過去最多の7人が立候補しました。 名古屋市長選には、届け出順に太田敏光氏(76)、広沢一郎氏(60)、水谷昇氏(61)、不破英紀氏(64)、鈴木慶明氏(85)、大塚耕平氏(65)、尾形慶子氏(67)の7人が立候補しています。
「名古屋城天守の木造化」をやめる考えを訴える
太田氏は、河村前市長が目指していた「名古屋城天守の木造化」をやめる考えを訴えました。 「無理・無駄がある名古屋城天守の木造化をやめることであります。従来通りの方針である耐震化工事を行います」(無所属・新人 太田敏光氏)
河村市政の“継承”を訴える
河村前市長の「後継」として立候補し、日本保守党と地域政党「減税日本」が推薦する広沢氏。 河村市政の“継承”を訴えました。 「河村市政を継承するか、変えていくか。私は後継なので、すべて丸ごと継承します。継承するどころか発展させます。河村市政の原点である、市民税10%減税。これをもう一回やりたい」(無所属・新人 広沢一郎氏)
巨大テーマパークの誘致を訴え
旅行会社社長の水谷氏は、福祉や教育に必要な資金を集める手段として、巨大テーマパークの誘致を訴えました。 「お金を集めるには、大きな事業をやらないといけない。私が提起するのは、東京・大阪に負けない巨大なテーマパークの誘致です」(無所属・新人 水谷昇氏)
行政が、医療現場で迅速なケアを行えるようにしたい
不破氏は、自身が医療現場での対応で苦しんだという経験から、行政が医療現場で迅速なケアを行えるようにしたいと訴えました。 「医療問題について考えたい。早い段階で手を打つということを、行政が進めていかないといけない」(無所属・新人 不破英紀氏)
市民の立場に立った政治を目指す
元自治大学校教授の鈴木氏は、市民の立場に立った政治を行っていきたいと訴えます。 「市民ファースト、市民第一、持続可能な賃上げ、きれいな地球を子孫に」(無所属・新人 鈴木慶明氏)