DeNA大貫 2度目の日本シリーズ先発も4回2失点で降板 柳田にバックスクリーン弾浴びる
◇SMBC日本シリーズ2024第6戦 DeNA―ソフトバンク(2024年11月3日 横浜) 【写真】<D・ソ>4回、柳田(左)に2ランを打たれた大貫 DeNAの大貫晋一投手(30)が3勝2敗と王手をかけて迎えた日本シリーズ第6戦(横浜)に先発登板。4点リードの4回、柳田に反撃の2ランをバックスクリーンに叩き込まれて4回5安打2失点で降板した。 10月27日に行われた第2戦(横浜)では初回、山川に先制2ランを浴びるなど3回もたずに7安打5失点(自責4)KOされ、敗戦投手に。チームは本拠で開幕2連敗を喫し、「大事な試合で早いイニングでの降板となりチームに申し訳ないです」と肩を落としていた。 前日2日も予告先発投手として発表されていたが、雨天中止によりスライド登板。中5日になるはずが、レギュラーシーズンと同じ中6日でホームのマウンドに上がった。 初回は1死から今宮に右越え二塁打されていきなりピンチを迎えたが、柳田を中飛、山川を3球三振に仕留めて無失点。2回も先頭・近藤に中前打されたが、栗原を3球三振、牧原大を初球で二ゴロ併殺打に仕留めてこの回も無失点で切り抜けた。 すると、味方打線はその裏、先頭の筒香がバックスクリーン右へ先制の1号ソロ。さらに桑原の2点適時打でこの回一挙3点を先取すると、3回には森敬の押し出し四球で1点を加えて序盤で4点のリードを奪った。 だが、大貫は4―0で迎えた4回、柳田にバックスクリーンへ1号2ランを叩き込まれてたちまち2点差。この回を投げ切って降板となった。 投球内容は4回で打者15人に対して56球を投げ、5安打2失点。3三振を奪い、四死球なし、直球の最速は146キロだった。 ▼大貫 序盤からしっかりゾーンで勝負することができたと思います。1回、1回を0点で抑えることを心がけていました。ランナーを背負いながらでしたが、持ち味のゴロを打たせて取る投球ができたと思います。こういう試合なので反省は帰ってからにして、いまチームが勝てるよう、声を出して応援します。