2冠牝馬スターズオンアース引退、繁殖入り 高柳瑞師「思い出深い馬。感謝しかない」
2冠牝馬スターズオンアース(牝5=高柳瑞、父ドゥラメンテ)が引退し、繁殖入りすることが25日、分かった。社台サラブレッドクラブが発表した。 同馬は21年8月にデビュー。翌22年に桜花賞、オークスを制すと秋華賞では3着。3冠こそ逃したものの、JRA最優秀3歳牝馬に選ばれた。 古馬になってからも23年大阪杯2着、ヴィクトリアマイル3着、ジャパンC3着、有馬記念2着と大舞台で活躍。ラストランは先週22日の有馬記念14着だった。通算15戦3勝。 管理した高柳瑞師は「厩舎で初めてG1を勝った。思い出深い馬です。あと1つG1を勝てなかったのは私たちの力不足だったけど、本当に感謝しかない。次の仕事もあるから頑張ってほしい」と愛馬をねぎらいながら、母としての活躍にも期待した。