伊東純也&中村敬斗の稼ぎは? S・ランスの最新年俸ランキング1位。クラブ史上最高額! 将来有望な22歳
2人の日本人選手が在籍しているフランス1部リーグのスタッド・ランス。伊東純也と中村敬斗はいずれも絶対的な主力であり、開幕から全3試合で先発出場している。今回は、そんな2人が所属するスタッド・ランスの最新推定年俸ランキングを紹介する。※推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠
1位:モハメド・ダラミー(デンマーク代表) 生年月日:2002年1月7日 推定年俸:150万ユーロ(約2.4億円) 24/25リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト 年俸ランキングでトップに輝いたのは、クラブレコードとなる1750万ユーロ(約28億円)もの移籍金でスタッド・ランスに加わった22歳のモハメド・ダラミーだ。推定年俸は150万ユーロ(約2.4億円)となっている。 2023年夏、スタッド・ランスは積極的な補強を敢行していた。守備陣の柱としてジョゼフ・オクムを獲得すると、リーグ・アンのライバルであるリールも獲得を狙っていた中村敬斗を確保。クラブのフロント陣は着々と戦力を整えていった。 なかでも注目を集めたのは、2023年8月にオランダの名門・アヤックスから完全移籍で獲得したダラミーだった。移籍金は1200万ユーロ(約19.2億円)に加えて、出来高に応じて最大1750万ユーロまで増額する異例の大型契約で、スタッド・ランスのクラブ公式サイトはダラミーの移籍金がクラブ史上最高額だったことを伝えている。 ダラミーはウイング(WG)として必要な能力を高いレベルで兼ね備えている。速さを生かしたドリブルが最大の武器だが、縦一辺倒ではなく相手の重心の逆を突くような突破も得意。ボディバランスに優れ、強い当たりを受けても簡単に倒れることがない。 最終的に、昨シーズンはリーグ戦25試合に出場し4得点5アシストをマーク。ダラミーは加入初年度としては合格と言える成績を残した。しかし、今年3 月にデンマーク代表の一員として臨んだ国際親善試合のフェロー諸島代表戦では、ゴールポストに衝突して左膝を負傷するアクシデントが発生。2024/25シーズンはいまだ試合出場の機会が訪れていない。いずれにしても、クラブレコードの移籍金が伊達ではなかったことは昨シーズンの活躍で既に証明済み。膝の負傷が癒えて戦列復帰を果たせば、スタッド・ランスのサポーターがダラミーのプレーに再び熱狂する日々が戻ってくるだろう。
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