キャディが主役? 初メジャー大里桃子は渋野日向子と“再会”バーベキュー
◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 事前(20日)◇セントアンドリュース オールドコース (スコットランド)◇6784yd(パー72) 【画像】大里、渋野の記念撮影 1番のティイングエリアから雰囲気たっぷりのセントアンドリュースに、メジャー初出場の大里桃子は興奮気味だった。「『すげぇ~!』って。スマホで360度、撮ってましたよ」と声を弾ませる。
硬い地面、吹きつける強風とも格闘しながら、ティから見えづらいポットバンカーの位置を記憶に刻み付けてマネジメントを組み立てているところ。
台風7号の影響で渡英は予定より遅れたものの、この日はプロアマ戦をプレーして連日の18ホール。「もう、あしたは回らないです」と苦笑するのも、それだけ濃密な時間を過ごしてきたから。前日は同学年で仲のいい渋野日向子と練習ラウンドをともにした。 日本と米国で主戦場も離れているだけに貴重な機会。夕食は渋野が借りているレンタルハウスで、バーベキューを楽しんだ。「最後の方は、30分くらいずっと島中さんの武勇伝を聞かせてもらって(笑)」。帯同キャディの島中大輔さんが“主役”を張った食事会も思い出になる。
タフな戦いが待っていようと、前を向くことを誓う。「(メジャーが)初めてだし、コースもコースなので。せっかく来たのにクヨクヨしてもあれなので、どんなスコアであれ、良くても悪くても、全力で楽しもうとは思います」とうなずいた。(スコットランド・セントアンドリュース/亀山泰宏) 【訂正】当初の配信で、渡英前のエピソードとして記載した内容に間違いがありました。本文の該当部分を削除し、23日午前5時に再配信しました