ひろゆきが教える「絶対に仕事ができない」無能な会社員の特徴
そうした成功体験を積み重ねていくと、独学力はどんどん鍛えられていきます。新しいことを調べたり、学んだりするときのコツがわかり、学ぶことへの心理的ハードルも下がっていきます。 ● 教わらないとできない人は 会社員でも無能認定される もちろん受験勉強のように効率的に学びたいなら誰かに学ぶ選択肢もあります。語学学習は相手が必要ですし、スポーツや大工など体を動かすものはコーチがいたほうが習得は早いです。 かといって新たなことを学ぶとき「教えてくれる人が近くにいないから学べない」という発想を持つのは本当に危険です。 これは会社員にも言えることです。仕事をするうえで未経験のことに取り組まない場面は、当たり前のように存在します。そのとき短期間でスペシャリストになれなくてもいいので、せめて自分なりにパパッと調べて「全体像をつかむ」くらいはしたいもの。そうすればいまの自分に足りないことや専門家に任せたほうがいいことが見えてくるので、次の最適なアクションが判断できます。 そもそも「教わっていないからできません」とか「マニュアルがないからできません」を言い訳にする人は、確実に上司から「無能認定」されるので要注意ですよ。 ● 好奇心や独学力を育てるために 気になったら調べる習慣を 最終的に独学力の礎は「好奇心」だと思っています。 僕は昔から好奇心の塊で、「知らないことがあったら、即調べる」ことが習慣でした。いまでも動画配信中であろうと打ち合わせ中であろうと、疑問に感じたことがあったら、頻繁にネット検索をしています。 子どものころは、誰でも好奇心を持っているはずです。みなさんもきっと幼少期に「なんで?」攻撃で親御さんを困らせたでしょう。 でも多くの人は日本的なベルトコンベア式の教育を受けるなかで、好奇心を少しずつ失っていきます。「知らなくても困らないからいいや」「テストに出ないからいいや」「大事なことは大人が教えてくれるはず」と思ってしまうからです。 自分の好奇心や独学力が弱いと感じる人は、「気になったら、まず調べる」習慣をつけましょう。ネット検索すら面倒な人はChatGPTが強い味方です。もしお子さんがいるなら、情報検索の仕方を積極的に教えてあげてください。