アマチュアこそこだわるべき! ウェッジのソール選びの判断基準とは?
POINT②:フェースを開いて使うならヒールが削られているものを フェースを開くと、ヒール側のバウンスが突き出てくる。そのためフェースを開いて使える人はヒール側のソールが削られているほうが開いたときにジャマにならない。
POINT③:ソール判断の基本 = ハイバウンスなら狭ソール、ローバウンスなら広ソール 基本的なバウンスの設計は、バウンス角が大きいほどソール幅を狭く、ローバウンスほど幅を広くする。そこから逸脱したものが個性が強いモデルで、特殊な打ち方にマッチしたり、バンカーがやさしくなるなどの付帯効果が生まれやすい。さらにソールの削り方で さまざまな味付けが生じる。
POINT④:スウィングとも相性の基本 = 入射角が鋭角なほど入バウンスが合いやすい 一般的には入射角が鋭角な人ほど、バウンス角の大きめなハイバウンスのモデルが合いやすく、入射角がゆるやかな人ほどローバウンスとの相性がいい。またバウンス角が大きい、ソールが広いなどバウンスの総量が大きいソールほど、刺さりにくくお助け効果があるが、状況によって跳ねるリスクも生じる。
ピンが新サービスを開始! 自分に合ったソールタイプを見つけよう!
ピンゴルフより、一人ひとりのゴルフシーンから最適なウェッジのソールタイプを提案するサービス「WEBFIT【WEDGE】」を開始したとのリリースが届いた。 このサービスでは、スコア、飛距離、ゴルフシーン、打ち方など、自身の普段のプレースタイルを選択していくだけで「Sグラインド」「Wグラインド」「Bグラインド」「Hグラインド」「Tグラインド」「Eグラインド」の6タイプのうちどれが合っているか、最適なギャッピングを実現するロフトの組み合わせは何かを提案してくれるという。ウェッジ選びに悩んでいる人は、使ってみてはいかがだろうか。
ウェッジと言えば「ボーケイ」! タイトリストにもオンラインフィッティングがあった
実は、「ボーケイ」を取り扱うタイトリストでもウェッジのオンラインフィッティングがある。「ウェッジ セレクター ツール– ボーケイ SM9」というサービスで、ハンデ(もしくは平均スコア)や使用しているピッチングのロフト角、ディポットの癖などを選択していくと推奨のセッティングが3本表示される。 ロフト角、バウンス角、グラインドのバリエーション、23種類の組み合わせから3本提示してくれるので、まずはその3本を試打しに行くのも手かもしれない。 TEXT/Kousuke Suzuki、PHOTO/Kazuya Nomura、THANKS/東名CC ※週刊ゴルフダイジェスト2024年3月26日号「ウェッジの大事が見えてきた! ボーケイSM10・ピンS159 全12ソールを試打チェック」より一部抜粋
週刊ゴルフダイジェスト