（写真：静岡新聞社）

　第103回全国高校サッカー選手権（12月28日～来年1月13日）の組み合わせ抽選会が18日、東京都で5年ぶりに対面形式で行われた。静岡県代表の静岡学園は1回戦で広島国際学院と対戦することが決まった。試合は12月29日午後2時10分から、浦和駒場スタジアム（さいたま市）で行われる。 　高校生世代最高峰プレミアリーグの西地区で現在9位の静岡学園は、2年連続15度目の出場。昨年は1回戦で明徳義塾（高知）に6―0で大勝したが、2回戦で広島国際学院と対戦し1―1でPK戦にもつれ込んだ末に敗北した。今大会は5年ぶり3度目の全国制覇を目指す。 　静岡学園のブロックはプレミアリーグ東地区7位で連覇を狙う青森山田、同9位の尚志（福島）、同西地区8位の東福岡などの強豪が集う激戦区となった。順当に勝ち上がれば、青森山田との対戦が予想される3回戦がヤマ場になりそう。 　初戦で当たる広島国際学院は2年連続2度目の出場。静岡学園にとっては昨年、球を保持し優位に試合を進めながら敗れた相手だけに、雪辱を果たしたい。野田裕人主将は「静学スタイルをしっかり発揮し、見ている人を魅了する。一戦必勝で日本一を達成したい」と決意を固めた。