「365日大葉を食べる人」コロッケや寿司ケーキ…大葉レシピ満載 動画を配信して大葉をPR「めっちゃうまそ~」フォロワー1万人超に
(佐藤さん) 「大葉の消費の仕方をもっと考えていかないとダメ。だけどどうやって発信していいかわからないということがあったので、『だったら僕が毎日食べ続けます』と」 (大葉農家 荒井英之さん) 「最初はそんなことできるかなと思ったが、(消費者の)反応などを生産者が聞けることってあまりなくて、見てくれている人が『大葉が好き』だとか『買いました』という反応を聞けて、僕たちも本当に励みになっている」 ■去年 大雨でハウスが冠水 そして資材の高騰も… 大葉の生産量で日本一を誇る愛知県。その中でも豊橋市に次いで県内2位の産地が豊川市。ところがコロナ禍に加え、去年6月の大雨では豊川市を中心にハウスが冠水するなどして、県内で約9億3000万円もの被害が出ました。 さらに、最近は資材の高騰なども深刻です。 (大葉農家 荒井さん) 「出荷するためのパックだとか輪ゴムとか段ボールとか、いろいろな資材が上がってきて、コストがかかる。冬になると暖房で光熱費もかかる」 (「365日大葉を食べる人」佐藤光さん) 「売るものがないのにPRしてもしょうがないし、消費の仕方が分からなければ売れないので、ここ(JAと農家)は本当に一蓮托生でやっている」 ■「いつも見ています」「めっちゃうまそ―!作ります」 11月10日、イオンモール豊川で開かれた大葉のイベントで、トークショーに登壇した佐藤さん。 大葉をもっと身近に…。その思いで続けた発信で、インスタグラムとTikTokのフォロワーは1万人を超えました。 (来場したフォロワー) 「(動画を)いつも見てる」 動画のコメント欄では女性を中心に様々なメッセージが。 (メッセージ) 「めめめめっちゃうまそー!つくります!」 「大葉好きですが、限られた使い方ばかりだったので、レシピ参考になります!」 そして。 (インスタグラムより) 「365日達成!皆さんの応援のおかげで最後まで大葉を食べ続けることができました」 ■365日目は「大葉の寿司ケーキ」でお祝い 11月7日に投稿された動画。ついに大葉生活365日の達成です。記念すべき365日目の簡単レシピは「大葉の寿司ケーキ」。 大葉の白だし漬けや、シラスと大葉の混ぜご飯を3層にしたケーキ。ファンの皆さんからも多くのお祝いメッセージが届きました。 (メッセージ) 「達成おめでとうございます!私のクリスマスケーキはこれにします!」
(佐藤さん) 「こうした発信を続けて、1パックでも1枚でも多く大葉が売れるようになればと思っている。当たり前のように冷蔵庫にある野菜に大葉がなってくれたら」
CBCテレビ