スペック最強は誰だ!? 日本代表能力値ランキング22位。大ブレイク! Jリーグ最強の若きボールハンター
AFCアジアカップカタール2023に臨む日本代表のメンバーが1日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。
22位:佐野海舟(鹿島アントラーズ) 生年月日:2000年12月30日 市場価値:100万ユーロ(約1.4億円) 2023リーグ戦成績:27試合1得点0アシスト 日本代表通算成績:3試合0得点0アシスト 昨年、FC町田ゼルビアから鹿島アントラーズに移籍してブレイクした佐野海舟は、同年11月のワールドカップ・アジア2次予選で日本代表デビュー。その試合でいきなり存在感を放つと、元日に行われたタイ代表との親善試合ではフル出場でアピールし、勢いのままにAFCアジアカップカタール2023のメンバーにも名を連ねた。今後の成長が楽しみな選手の1人だ。 凄まじい勢いで力をつける佐野は「70」という数値からも明らかな通り「守備」に強みを持つMF。運動量と走力に優れ、試合開始から終了まで途切れることなくハードに戦う。なかでもボール奪取力は目を見張るものがあり、素早い反応からクリーンかつ力強くボールを“回収”して「攻撃」につなげてしまう。自ら縦へと運んでいく推進力も申し分なく、まさに現代フットボールには欠かせない存在と言えるだろう。 一方でゴールに関わるプレーの質や量は今後増やしていきたいところ。佐野自身もそうした部分は課題と考えているようで、先輩・柴崎岳の鹿島復帰が発表された翌日の湘南ベルマーレ戦後には「(柴崎の視野の広さや決定的なパスを出せる点は)自分が持っていないものなので、吸収したい」と口にしている。
フットボールチャンネル