ダルビッシュ 大谷との勝負は「すごくモチベーション」
◇MLBパドレス6-3ドジャース(日本時間15日、ドジャー・スタジアム) パドレスのダルビッシュ有投手が、ドジャース戦に今季5度目の先発登板。大谷翔平選手との3度の対決を振り返りました。 【画像】自打球に苦痛の顔を浮かべる大谷翔平選手 雨で30分ほど遅れて試合が開始。難しいコンディションの中で、4回にホームランなどで失点しますが、5回3失点でリリーフに託しました。 大谷選手とは3度対決。2つの三振を奪い、3打席完璧に抑えました。初回、大谷選手への3球目にはこの日最速の94.9マイル(152.7キロ)も記録。これには「やっぱり大谷くんと対戦するところであったりとか、 すごくモチベーションをやっぱり感じてるところなので、それがこう結果になっちゃうっていうところだと思います」と話します。 3回の第2打席では、3球連続ボール。4球目は低めのスライダーを振らせると、その後フルカウントとなり、6球目はスプリットでサードフライとしました。ベンチに戻る際には大谷選手になにやら声をかけ、大谷選手は笑顔。これには「ちょっとボールばっかりで申し訳ない」と話しかけたことを明かし、「とにかく四球だけは嫌だっていうところだったので、それがスリーボールになって、ボール球を振ってくれて、わざとだと思うんすけど。でも、なるべくストライク投げるようにってことだけ集中はしました」と振り返りました。 ダルビッシュ投手の降板後に打線が逆転し、チームはドジャースとの3連戦で2勝1敗。今季初白星こそ逃しましたが、「勝ち越したっていうのがすごく大きいと思うので、 チームの雰囲気もいいですし、ほんとにそれはよかったです」とチームの勝利を喜びました。