坂本勇人、魂のヘッスラで巨人踏ん張った CSファイナル初勝利で日本シリーズへ望みつなぐ
◇19日 「2024 JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ第4戦 巨人4―1DeNA(東京ドーム) 巨人がクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ4戦目で初勝利。リーグ優勝のアドバンテージと合わせて対戦成績を2勝3敗とし、4年ぶりの日本シリーズ進出へ望みをつないだ。 打線はDeNAの先発・ジャクソンから4回に門脇の四球と丸の中前打で無死一、三塁のチャンスをつくり、岡本和の二ゴロ併殺打の間に先制した。6回に追いつかれたが、7回1死から坂本が左前打で出塁。中山も右前打で続いて一、三塁とすると、続く岸田のセーフティースクイズで三走の坂本がヘッドスライディングで生還し、勝ち越しに成功した。その後も相手守備の乱れに付け込み、このイニングは一挙3得点を挙げた。 先発の井上は140キロ台後半の切れのある直球を武器に5回まで一人の走者も許さない完璧な投球を展開。7回からは勝ちパターンのリリーフをつぎ込んでDeNA打線を封じていくと、9回は守護神の大勢が登板。最後の打者を打ち取って大きな1勝を手にした。
中日スポーツ