フードデリバリーで頼んだものと「まったく違う商品」が届けられた!お腹が減っているし食べてしまってもいいですか?
フードデリバリーはその手軽さから、多くの方が利用するデリバリーサービスです。手渡しだけでなく置き配を選べるケースもあり、対面でやり取りしたくない場合に向いています。 しかし、頼んだ商品と異なる商品が届けられるケースもゼロではありません。 消費者庁が発表した、三菱UFJリサーチ&コンサルティング「フードデリバリーサービスの動向整理」によると、フードデリバリー利用時に懸念すること、不便なこととして「注文したものが正しく届かない(誤配達)」と答えている方が5.2%いることが分かりました。違う商品が届いたら、配達員やカスタマーサポートへ連絡するなどの対応が必要です。 今回は、フードデリバリー配達で違う商品が届けられた場合に食べていいのか、誤配達された場合の対処法などについてご紹介します。
間違えて届けられたものは食べてもいい?
フードデリバリーでは、万が一商品の誤配達があった場合の破棄は、カスタマー側で行うことを推奨しています。 つまり、違う商品が届いてもカスタマー側から連絡をしない限りは、フードデリバリーの配達員が再び取りに来ることは基本的にないといえるでしょう。また、破棄してほしいとフードデリバリー側が述べているため、受け取った側で勝手に破棄しても罰金は発生しないと考えられます。 そのため、食べることも破棄方法のひとつとして考えられますが、届いてすぐに食べることはあまりおすすめできません。連絡をすれば配達員が戻ってくる可能性もあるためです。 誤配達されたものが置き配として家の前に届けられていた場合、いつ置かれたか分からないなら食べないほうが無難でしょう。置かれている間に虫や異物が混入している可能性もあるためです。連絡をしても配達員が来なかったり、置き配からかなり時間がたっていたりする場合は、自分で届いた商品を破棄する必要があります。
誤配達されたときの対処法
誤配達されてしまった商品を受け取ったときは、まずレシートが付いていないかを確認しましょう。フードデリバリーは注文番号で商品を管理しているため、注文番号からフードデリバリーに問い合わせられる可能性があります。 注文していたにもかかわらず違う商品が届いたときは、届いた商品の写真を撮影しておきましょう。カスタマーサポートへ連絡するときの説明に役立ちます。 なお、Uber Japan株式会社「注文と違うものが届いた」によると、注文したものと違うものが届いても、フードデリバリー側で再注文はできないようです。どうしても食べたい場合は、再注文をして料金を払ったうえで、カスタマーサポートへ間違えた商品分の返金を求めましょう。 この際、配達料やサービス料などは通常の注文と同じようにかかるので注意が必要です。 あまりにも誤配達の頻度が多いときは、近所に住む方が住所の登録間違いをしているケースがあります。表札が見えないと誤配達に気付けない配達員もいるので、誤配達が多いときは表札を出して様子をみましょう。