県立高校のあり方 最終案説明会 長期ビジョン少子化・多様化に対応【岩手・盛岡市】
IAT岩手朝日テレビ
将来の県立高校のあり方について、岩手県教育委員会がまとめた長期ビジョンの最終案の説明会が開かれました。基本方針には、少子化の中でも教育の機会を保障することや、様々な課題を抱える生徒への対応、地域を担う人材育成などが掲げられています。 19日、盛岡市内で開かれた県民説明会では、オンライン授業など遠隔教育の普及に取り組むことや全日制の高校で単位制を導入するといった案が示されました。 参加者からは、不登校や病気など、課題を抱えている生徒が増えていることから対応する教員への支援や定時制の充実を求める意見などが出されました。 県教育委員会は、来年春に次期高校再編計画の策定案をまとめる方針です。