西武が2014年以来、10年ぶりのシーズン中の監督交代 当時も最下位に苦しむ状況での「劇薬」だった…
最下位に沈む西武に激震が起きた。26日のオリックス戦(ベルーナドーム)後、松井稼頭央監督(48)が休養し、渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM=58)が監督代行を兼務することが発表された。 ■「期待に応えられず大変申し訳ない」【松井監督コメント全文はこちら】 渡辺GM兼監督代行は28日の中日との交流戦初戦(バンテリンドーム)から指揮を執る。渡辺GMが現場で指揮を執るのは2013年以来、11年ぶり。 西武の監督がシーズン中に交代するのは、14年に伊原春樹監督の休養に伴い、田辺徳雄打撃コーチ(当時)が監督代行に就任して以来。当時も最下位と苦しむ中での交代で、5位でシーズンを終えた田辺監督代行は翌15年から監督として指揮を執った。 松井監督は就任1年目の昨季、65勝77敗1分けで5位。監督2年目の今季も攻撃陣の不振が響き、26日時点で15勝30敗、5位楽天と3.5ゲーム差の最下位に沈んでいた。
西日本新聞社