【マリーゴールド】7・13両国で5年ぶり一騎打ち予定も、出場不透明な同志ジュリアにSareeeが灼熱エール「待ってるぞ!」【週刊プロレス】
これからの女子プロレスがかかっている
――予定通り、ジュリア戦がおこなわれた場合、どんな試合になると思いますか? Sareee「みんなの期待とか、すべて裏切るぐらいすごい闘いをしなければいけないと思ってます。ジュリアvsSareeeって、自分たちもそうだけど、ファンの皆さんとか記者さんとか、たくさんの方が待ち望んでる闘いだと思うから。『これが女子プロレスだ!』っていうものを、『これが闘いだ!』っていう試合をジュリアとなら見せていけると思う。そういう闘いができる相手ってホント数少ないと思うから。私はジュリアのことをライバルだと思ってるし、同志だと思ってるから。これからの女子プロレスがこの試合にかかってる、そのぐらいの気持ちでいますね」 ――女子プロ史に残る一戦がSareeeさんとジュリアさんならできると? Sareee「はい、見せられると思います」 ――ジュリアさんは極めて近い将来アメリカに渡るという話が出ています。今回逃したらもう二度と闘う機会はないかもしれません。 Sareee「だからこそ、より意味のある試合にしなきゃですよね。どんな状態であれ、お互い悔いの残らない闘いにしたいです。場所も舞台もすべてがそろって、最高なシチュエーションでSareee対ジュリアがここでできるんだって。感慨深いものがありますよ」 ――昨年5月、Sareeeさんが日本復帰した直後から週刊プロレス本誌やウェブサイトなどでエールの交換をし続けてきました。 Sareee「日本復帰してからずっと闘いたいって私も思ってたし、ジュリアも思い続けてくれた。お互い、(試合が)できるかできないかもわからない状況のなかで、いろんなしがらみがあるなかで、純粋な思いをぶつけ合ってきた。私は同志だと思ってます。やっぱり何か思ってても言えない人たちっていっぱいいるじゃないですか。でも、私とジュリアは自分たちがやりたいと思ったことをウソなく言ってきた、同じ人種だと思うから」 ――水面下の交渉など一切なく、ホントにSareeeさん、ジュリアさんが思いをぶつけ合って実現した一戦になります。 Sareee「週プロさんの記事を通して、何回もやり取りして、それがやっと叶う。しかも、こんなビッグマッチのメインイベントで。ホントにすごい嬉しいし、だからこそ、みんなの期待を超える試合を見せなきゃいけないと思うし。それこそ歴史に残るような闘いを。そして最後は私が勝ちます、ジュリアから。絶対負けません」 ――話題がそれますが、日本復帰から1年が経ちました。女子プロ界のトップに立つと宣言したSareeeさん、マリーゴールド両国のメインが決まり、スターダムにも参戦。SEAdLINNNGのシングル王座を巻き、他団体にも引っ張りだこ。有言実行の1年だったという手応えは? Sareee「ぜんぜん私は、満足はしてなくて。でも、闘いを見せたいって言ってきたなかで、いろんな選手と試合をしてきて。なんとなくですけど、闘いっていうのが全体的に出てきてるんじゃないかなっていうのは感じていて。特に若い選手と試合する機会が増えてきたなかで、私と試合をしたあと、みんな強くなりたいって言ってくれて。若手選手がそういうふうに言ってくれるのは未来が明るいなと思うし、これからも増えていったらいいなとは思います」 ――帰国当初は、闘魂という言葉を使っていた影響もあるのか、こいつ何言ってんだ…?という空気もありました。 Sareee「ありましたね(苦笑)。でも、プロレスは闘いだって私はずっと思ってるので、誰に何を言われようと。(日本に戻ってきた当初は)悔しいけど、ブランクを感じて。2年半アメリカに行ってた影響というか、日本のプロレスを取り戻すために(2023年の)年内は積み上げていく時期にしようと思ったのをすごい覚えていて。それで感覚を取り戻しつつ、2024年は絶対にSareeeの年にしてやろう!って」 ――1月に橋本千紘選手にリベンジし、3月のなつぽい復帰戦でスターダム初参戦。4月には岩谷麻優が持つIWGP女子王座に挑戦し、5月にはマリーゴールドでジュリアと初対決。数え上げればきりがないほど、充実した上半期を過ごしてきました。 Sareee「でも、まだまだですし、まだまだついてきてほしいですね。2024年、まだ半分しか終わってないですから! 7月29日と9月2日にはSareee-ISM(自主興行=ともに新宿FACE)もありますし。下半期もまだまだSareeeをお見せします! まずは7月13日両国国技館、ジュリア、待ってるぞ!」
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