【マリーゴールド】7・13両国で5年ぶり一騎打ち予定も、出場不透明な同志ジュリアにSareeeが灼熱エール「待ってるぞ!」【週刊プロレス】
Sareeeに主張に応えたジュリア
昨春、WWEを退団し、日本復帰を果たしたSareeeは「プロレスは闘い」「キラキラカワイイの前に強くならないと」と持論を展開。多くの選手がSareeeの声を黙殺するなか、ジュリアだけは彼女の主張に応え(https://www.bbm-japan.com/article/detail/41443)、「彼女は闘いを求めてるんでしょ? だったらここにもありますよ」と受けて立つ構えを明らかにした。 水面下での下交渉など一切ない状態での発言だった。それでもSareeeとジュリアは闘いたいと事あるごとに言い続け、そんな2人のアツい思いをロッシー小川代表が汲む形で、ついに実現。ジュリアがSareeeの名前を初めて出してから1年2カ月、両国国技館という大舞台で相まみえる。 ジュリアの負傷でいまも状況は不透明だ。それでもSareeeは「(ジュリアが出ると言う以上)すべて受け入れて、すべて受け止めます。思いっきりいきます」とキッパリ言い切る。 「みんなの期待とか、すべて裏切るぐらいすごい闘いをしなければいけないと思ってます。ジュリアvsSareeeって、自分たちもだし、ファンの皆さんとか記者さんとか、たくさんの方が待ち望んでる闘いだと思うから。『これが女子プロレスだ!』っていうものを、『これが闘いだ!』っていう試合をジュリアとなら見せていけると思う。そういう闘いができる相手ってホント数少ないと思うから。私はジュリアのことをライバルだと思ってるし、同志だと思ってるから。これからの女子プロレスがこの試合にかかってる、そのぐらいの気持ちでいます」 女子プロレスの歴史に残る一戦を見せる。Sareeeのアツい思いにジュリアは応えることができるのか。それともプロレスの神様は非情な決断を下すのか。その答えは……。
ライバルと国技館メインで激突「レスラー冥利に尽きる」
そんなSareeeとの一問一答は以下の通り。 ――ジュリア選手のケガの回復次第ではありますが、現状、7・13両国国技館大会でジュリアとの一騎打ちが実現する予定です。 Sareee「そうですね。5月20日のマリーゴールド旗揚げ戦でジュリアとやっと闘えた。お互いがホントに闘いたいと言い続けて、ようやく闘うことができた。気持ちいいぐらいに思い続けての試合だったので、私はすごくあの試合が楽しかったです。自分が勝ったから言えることかもしれないけど、メチャクチャ充実した試合だったなって」 ――タッグマッチながら旗揚げ戦でSareee選手がジュリア選手から勝利。この結果を受けて7・13両国での一騎打ちが電撃決定しました。 Sareee「(試合前から)ジュリアとのシングルにつなげたいと思って、闘ってたから。ただ、試合が終わったあと、序盤から手が折れてたって聞いて。(試合中は)全然気づかなくて、それはジュリアの凄みですよね。あの状況で全力で闘ってきたっていうのは正直ビックリしたし、凄いなと思いました。私自身、ジュリアの攻撃を食らって危ないなという場面もあったので。だから、ケガしてたっていうのを聞いた時すごい悔しかった。(右腕が)骨折してるなかで、あそこまで闘えるのかって」 ――もし7・13両国で闘えたとしても万全な体勢にはならないかもしれません。 Sareee「次、ジュリアと闘う時はお互い、絶対に万全な状態で、正々堂々闘いたいなって思ってました。でも、本人はリングにあがると言ってるんですよね?」 ――「どうなるか。わからないし、私は祈るしかできない。あとは神様の判断にゆだねます。ギリギリまであきらめない」と語る一方で、「私は絶対闘う、ベルトを巻いて、マリーゴールドをホントに背負う」「両国国技館、Sareeeと闘う気持ちです。『皆さん、楽しみにしていてください』なんて簡単に言えないけど、私の気持ちはリングに立つ」と覚悟を口にしていました。 Sareee「ジュリアが『絶対闘う』『リングに立つ』と言ってる以上、私もやるつもりでいます。すごい複雑ですよ、正直言えば。でも、ジュリアがリングに上がってくるなら、当たり前だけど手加減なんてしない。(ジュリアは)万全だという気持ちで臨みます。そうじゃないとお客さんにも失礼じゃないですか。だって両国国技館のメインイベントで、ジュリアとシングルマッチをするわけですから。(両国は)私も初めての経験だし、プロレス人生で一番大きい舞台で、最高の相手とメインイベントで闘える。こんなにレスラー冥利に尽きることはないですから。(ジュリアが出ると言う以上)すべて受け入れて、すべて受け止めます。思いっきりいきます」 ――万が一、ジュリア選手が出場できなくなった時のことは考えていますか? Sareee「いまは考えてないですね。ジュリアとやる。団体が発表して、本人もやるつもりなんだから、私はジュリアを信じるしかないので。その時はその時、考えればいいことなので」
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