巨人・坂本勇人の先制ソロが打線に勢い 萩尾の中前適時打、吉川が2号3ランで5回までに6得点
◇14日 日本ハム―巨人(エスコンフィールド北海道) 巨人の坂本勇人内野手が2回に先制の4号ソロを放った。本塁打は4月25日の中日戦(東京ドーム)以来。チームの顔に久々のアーチが飛び出し、勢いづいた打線は5回までに吉川の2号3ランなどで6得点。試合の主導権を握った。 待ちに待った快音に、北の大地へ詰めかけたG党が酔いしれた。2回、坂本は日本ハム先発の山崎に対し、カウント1―1から外角へのチェンジアップが浮いたのを見逃さずに打球を左翼席最前列へたたき込んだ。 坂本は前カードの楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)で2試合ノーヒットと振るわず、今季初めて7番で起用された。6連敗中のチームと同様に坂本も苦しんでいたが、復調を予感させる一発となった。 この本塁打で活気づいた打線は、3回に5番萩尾の中前適時打などで2点を追加。5回には2死二、三塁から今季初めて6番に入った吉川が右翼席への2号3ラン。大幅に打順を入れ替えた阿部監督の用兵も的中し、大量リードを奪った。
中日スポーツ