ミス・ワールド2024日本代表に3度目挑戦の27歳・冨田キアナさん「大学で災害を研究する身として、能登半島地震は常に頭の中にあった」
世界的ミスコンテスト『ミス・ワールド2024世界大会』に出場する日本代表日本代表を選出する『ミス・ワールド・ジャパン2023日本大会』が2日、ヒューリックホール東京にて開催された。グランプリに選ばれたのは、京都大学大学院博士後期課程2年の冨田キアナさん(東京都/27歳)。大会後の囲み取材で、悲願の日本代表選出の喜びと決意を語った。 【写真】トロフィーを手に微笑むミス・ワールド2024日本代表・冨田キアナさん 日本代表として自分の名前が呼ばれたときのことについて「正直、自分が呼ばれるとは思ってなかったので、すごくびっくりした気持ちと、嬉しい気持ちと、半分ずつぐらいでした」と素直な感想を語る冨田さん。 今年1月1日、能登半島地震が起きた。大学で災害について研究している冨田さんだけに、期するところがあったという。「今回、ミス・ワールドに再挑戦すると決める前に能登半島の地震が起きてしまったんです。やはり災害を研究している身として、私から発信できることがあるんじゃないかと思って、ミス・ワールドに応募する決意をした時から、能登半島地震は常に頭の中にありました」。 2021年、2022年と2年連続で準ミス・ワールド日本代表だったが、今回3度目の挑戦にあたって「ミス・ワールドのファミリー全体をより深く愛して、ミス・ワールドのために活動できるようにもっともっと考えた」という一方で、「私身長が低いんですけど(155cm)、低身長だからとか気にせず、どんどんやりたいことに挑戦しよう」と、意識を変えたという。 世界大会に臨むにあたり、「私は今まで何回もミス・ワールドに挑戦してきたのですが、歴代の先輩方を見てきて、素敵な良いところがたくさんあるので、それを吸収したうえで、自分のオリジナリティとして大学院の研究の専門性や英語力を活かし、自分なりの日本代表を作り上げたい」という冨田さん。 そして「世界大会で各国の代表たちとともに切磋琢磨しあって、共に協力しあって、より良い社会を築いていくことが私の目標。そのためにこれからの1年が始まるのですが、ミス・ワールド日本の代表2024としてできることを少しずつやっていこうと思います」と改めて気持ちを引き締めていた。
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