「前線にフィット」C・パレスの鎌田大地、プレシーズン2ゴール目の活躍に現地メディアも絶賛「適切な後釜を…」【海外の反応】
クリスタル・パレスに所属するサッカー日本代表MFの鎌田大地は、現地時間11日に行われたFCナントとのプレシーズンマッチに先発出場した。試合は鎌田のゴールで1-1の引き分けに終わっている。現地メディア『VAVEL』は、この試合で活躍した鎌田のパフォーマンスについて報じていた。 【動画】鎌田大地、ラツィオでのスーパーゴール! 今週末にはプレミアリーグの開幕が控えているC・パレスは、イングランド代表FWエベレチ・エゼやアダム・ウォートンなどの主力を先発に起用。鎌田はエゼとともに、シャドーストライカーのポジションで起用された。先制されたC・パレスだったが、60分に鎌田のゴールで追いつくことに成功。しかし、その後は両チームともにゴールを奪えずに、試合は1-1の引き分けで終わっている。 ナントとの試合を終えたことで、プレシーズンマッチの全5試合を消化したC・パレス。鎌田は全5試合に出場して、合計2ゴールを奪うなど新天地でさっそく見事なパフォーマンスを見せていた。 同メディアは、「日本代表MFは、ナントとの対戦でパレスの前線3枚に自然にフィットしているように見えた」と高く評価した上で、「鋭いパスで創造性を発揮し、前半には自陣のボックス手前でインターセプトしてナントの攻撃を食い止めた」と、この試合における鎌田の活躍を絶賛。 そして、「マイケル・オリーセの5000万ポンド(約95億円)でのバイエルン・ミュンヘンへの移籍はパレスの攻撃力にとって打撃となった。しかし、グラスナー監督はすでに元フランクフルトのMF鎌田大地という適切な後釜を見つけたのかもしれない」と、昨季はエースとして活躍したオリーセの代役になりうると指摘している。 また、「過去にはグラスナー監督のもとで、フランクフルトに在籍していた鎌田は、共にUEFAヨーロッパリーグを制覇した経験がある。そのため、南ロンドンのクラブをヨーロッパの大会に出場するための争いに引き上げてくれることが期待されるだろう」と、昨季は10位に終わったクラブの飛躍のきっかけになる可能性があると言及していた。
フットボールチャンネル編集部