マンU指揮官テン・ハーグ監督が放出噂のMFアントニーを評価 「彼はまだこのクラブでプレイできる能力を秘めていると確信している」
23-24シーズンはリーグ戦29試合で1ゴール1アシスト
マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表FWは去就に揺れている。 24-25シーズンもマンUを指揮することが濃厚となっているエリック・テン・ハーグ監督は22日、今夏の移籍市場でレンタル移籍での退団が噂されているブラジル代表FWアントニーに対して言及した。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。 「私はアントニーがまだこのクラブでプレイできる能力を秘めていると確信している。彼は最初の3試合で3得点を挙げ、加入後最初の1カ月でその潜在能力を確かに示している。23-24シーズンは良くなかったが、彼はまだこのクラブでプレイできる」 クラブの指揮官から信頼を語られたアントニー。2022年9月にアヤックスから完全移籍してきた同選手だが、マンUではここまで公式戦82試合に出場し、11ゴールを記録。加入当初は活躍を見せていたが、直近の23-24シーズンはリーグ戦29試合に出場し、1ゴール1アシストに終わるなど乏しい結果に。人員整理が行われているクラブの中で放出対象として噂されていた。 そんなアントニーだが、同氏によるとマンU残留を強く望んでいるとのこと。既に同選手の代理人とクラブ間で残留に向けての話し合いが進んでおり、現時点では残留する可能性が高いようだ。 独特なドリブルから放たれる左足には大きな可能性を感じさせるアントニー。24-25シーズンはかつてアヤックスで見せていたような活躍をマンUで見せられるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部