築10年でローン残高「2000万円」だけど、遠方への「転勤」を命じられた! 住まない間は人に貸して「家賃収入」を得たいけど、一括返済が必要に!? 注意点を解説
銀行に黙って人に貸し出すとどんなペナルティがある?
自身の転勤でマイホームに住み続けられないからといって、銀行に黙って人に貸し出すとペナルティが発生する可能性が高いです。 住宅ローンは、ほかのローンと比較して低金利の傾向がありますが、これは「住む」ことが目的のローンだからといえます。同じように不動産購入をしても、自身が住むのか、事業目的の不動産なのかで金利は変わり、不動産投資ローンやフリーローンなどの金利は住宅ローンより高いことが一般的です。 契約者本人やその家族が住宅ローン対象物件に住んでいないなら、住宅ローンの利用条件や契約内容に反しています。そのため、転勤という理由であっても、借入先の銀行に相談しない場合、住宅ローン規約違反になって一括返済が求められる可能性があります。
まとめ
マイホームを購入してから転勤を命じられることは、金銭的にも精神的にも負担がかかるでしょう。焦らずに借入先の銀行に相談して、具体的な方向性を決めることが大切です。 築年数10年で転勤を命じられて住宅ローン残高が2000万円ある場合なら、契約違反による一括返済を求められる可能性があります。 自分だけの判断で黙って人に貸した場合、後から一括返済が求められる可能性もあるので注意してください。それだけ住宅ローンにおける契約は重要なため、軽く考えるのはリスクが高くなります。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部