強敵A千葉に連敗も「思ったよりかはやれている」 ライジングゼファー福岡に見えたステップアップのための改善点【りそなBリーグ2部】
◆りそなBリーグ2部(B2) 福岡74―80A千葉(19日、照葉積水ハウスアリーナ) ■一丸で快進撃!仲良し自撮り14ショット【写真】 西地区のライジングゼファー福岡が昨季東地区覇者のA千葉にホームで連敗を喫した。福岡は2勝4敗、A千葉は開幕6連勝。 福岡は立ち上がりにオフェンスリバウンド(OR)を拾われてからの失点や速攻を許し、第1クオーターだけで13点のビハインドを負った。第2クオーターに中村太地が3点シュートを続けて決めるなどしてばん回。後半もジョシュア・スミスがゴール下で得点を積み重ね、パブロ・アギラールの3点シュートなどで迫ったが、あと一歩届かなかった。 77―97で完敗した前日18日と比べ、点差は縮まった。だが浜口炎監督は「ターンオーバーの数やORを取られた回数を考えると、実力差を感じる部分があった」と完敗を認める。特に今季長身選手をそろえたインサイドに自信を持ちながら、ORは福岡の6本に対し、A千葉は16本と圧倒され、課題が残った。 それでも1日で大幅に点差を縮めたのは、チームが進化の過程にあることを示している。A千葉は昨季レギュラーシーズンで56勝4敗と驚異的な成績を残したメンバーの多くが残る。対する福岡は監督も選手も大幅に入れ替わった。谷口光貴は「思ったよりかはやれている」と手応えを口にする。浜口監督は「シーズンは始まったばかり。チームとして修正しながらステップアップできるように頑張っていきたい」と前を見据えた。次戦は23日、昨季B1の信州とアウェーで対戦する。
西日本新聞社