楽天・鈴木翔が倍増越えの年俸6500万円で更改 勝ちパターンの中継ぎで「とても充実した1年」
楽天・鈴木翔が仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、倍増越えの3300万円アップの年俸6500万円で更改した。 【写真あり】【プレミア12】侍ベンチに離脱の鈴木翔天ユニ 藤平「翔天さんの分も背負って投げたい」 プロ6年目の今季は勝ちパターンの中継ぎとして49試合に登板。防御率1・66、2勝1セーブで24ホールドをマークした。28試合連続無失点も記録した左腕は「球団が提示してきた条件というか課題をクリアしてくれたという評価で、とても充実した1年になった」と笑顔を見せ、来季目標に50試合登板を掲げた。 11月のプレミア12で侍ジャパン入りしながら、オーストラリアとの開幕戦後に左肘を痛めて途中離脱。それでも「理想とする結果は得られなかったが、とてもいい経験をさせてもらった」と振り返った。来季へ向け、自身の投球のベースでもある直球に磨きをかける考えで「もっと安定した投球をできたらなと思う」と強調。左肘のリハビリは順調で、守護神・則本から「(来年)2月からは口を聞かない」とライバル視されている。クローザーについても「中継ぎをしていて、誰しもそこを目指すと思う。そこを目指しながら、オフも取り組んで行きたい」と意気込んだ。 昇給を見込んで、念願だったフルオーダーのスーツを新調。気持ちを新たに飛躍を期す来季を見据えた。