広商31年ぶり頂点、神宮大会へ…米子松蔭を6―3で破る
秋季中国地区高校野球大会は4日、島根県出雲市の県立浜山公園野球場で決勝が行われ、広島商(広島)が米子松蔭(鳥取)を6―3で下し、31年ぶりの優勝を果たした。今大会の成績は、来春の選抜大会出場を決める参考資料となる。中国地区の一般選考枠は2。 【画像】好投をみせた広島商の大宗(島根県出雲市で)
広島商は一回、名越の2点本塁打で先制。一時逆転を許すも五回に名越、柳井の適時打などで4点を加え、そのまま逃げ切った。投げては3番手の大宗が五回以降、無失点の好リリーフをみせ、勝利をたぐり寄せた。米子松蔭は三回、惣郷の2点三塁打などで逆転したが、投手陣が踏ん張れなかった。 広島商は20日に開幕する明治神宮大会に出場する。西村銀士主将は「リードを許しても、焦ることなく試合に臨めたので逆転できたと思う。神宮大会でも、守備から試合の流れを作る自分たちの野球をしていきたい」と意気込んだ。