阪神・井上広大選手

■プロ野球　フェニックスリーグ　ロッテ2ー6阪神　（27日　宮崎・都城） 阪神はロッテに逆転勝ち。1点を追う6回に6安打を集中させ山田・野口・井上・井坪の4本のタイムリーで一挙、5点を奪った。投手陣は先発・マルティネスが5回を8安打2失点、救援陣の川原、ベタンセス、伊藤稜は無失点に抑ええた。 先攻の阪神はスタメンは1番ライト・福島、2番ショート・山田、3番サード・髙寺、4番レフト・野口、5番DH・中川、6番キャッチャー・藤田、7番ファースト・戸井、8番センター・井坪、9番セカンド・百﨑のオーダー。 ロッテの先発右腕・田中晴也（20）は今季1軍で4試合に先発、1勝1敗、防御率1.80。1回1死から山田が左安打に二盗を決める。髙寺の中飛で山田は三塁を狙うも憤死。 先発の育成・マルティネス（24）は1回2死から茶谷に四球も寺地を二ゴロに打ち取る立ち上がり。 マルティネスは2回、先頭・大下に四球出すがマーティンを遊ゴロ併殺打、育成・藤田に左安打も育成・高野を一邪飛に抑える。 3回の攻撃でロッテ2番手・早坂に1死から井坪が右安打に二盗を決める。1死二塁から百﨑が中飛も福島がライトへタイムリーを放ち1点を先制。 だがマルティネスは3回、育成・松石と山本に連打され無死二・三塁から小川にセンターへタイムリーを運ばれ、1ー1の同点に追いつかれる。1死後の一・三塁から寺地の二ゴロ間に1ー2と勝ち越された。 マルティネスは4回、先頭打者にヒットを打たれるも後続を抑え、5回は1死から茶谷と寺地に連打されるが大下を三ゴロ併殺打に打ち取り無失点で切り抜ける。 マルティネスは5回を78球、8安打、2四球、1奪三振の2失点で降板。 打線は6回にロッテ3番手の育成左腕・吉川に先頭・福島が死球で二盗を決める。山田がライトへタイムリーを打ち返し、2ー2の同点に追いつく。髙寺の代打・小幡が右安打で無死一・二塁とすると野口がライトへ、代打・井上がレフトへ連続でタイムリーを飛ばし、4ー2と勝ち越す。 さらに1死後、戸井の右安打で1死満塁とすると井坪がセンターへ2点タイムリーを弾き返し6ー2、この回は6安打に4本のタイムリーを集中し5点を奪った。 6回は2番手・川原が1死から藤田に三内安打も高野を空振り三振、松石を二飛に打ち取り、7回は戸井の失策があるも山本、小川、茶谷を3人で退けた。 8回は3番手・ベタンセスが植田を空振り三振、大下を遊ゴロ、マーティンも遊ゴロと3人で抑える。9回は4番手・伊藤稜が先頭・藤田に左安打も高野を遊ゴロ併殺打、最後は松石を二飛に打ち取った。