みんな大好きトヨタ次期GR86はどうなる!? 新型モデルを予想してみた
ドライバーの意のままに操れる「手の内感」や、キビキビした走り、スポーツカーらしい背低デザインなどで、小型FRスポーツファンからの絶大な支持を得ている、トヨタ「GR86」。トヨタとスバルによる共同開発車であり、スバルBRZとクルマのベースを共有した兄弟車です。 新型フェラーリ12気筒「ドーディチ」とはどんなスポーツカーなのか?
現行モデルの登場から3年が経過したGR86ですが、ウワサによると、すでに次期型の開発が始まっているとのこと。しかも次期型では、現行のスバル製エンジンからトヨタ製のスポーツエンジンへと変わるのではないかとされており、どんなエンジンが搭載されるのか、ワクワクしているファンは多いのではないでしょうか。 はたして、次期GR86はどのようなモデルになるのか!? 予想してみました。
■新型の2.0Lターボエンジンの搭載もありうる!!
次期GR86のエンジンが、ウワサどおりにトヨタ製だとすると、真っ先に考えられるのが、GRヤリスやGRカローラに搭載されている最大出力300PS超の直列3気筒1.6Lターボでしょう。これを縦置きレイアウトに換装し、駆動方式はもちろんFR。8速ATのほか、6速MTもこれまで通り設定される、というのが、手堅い線かもしれません。 ただ筆者は、2024年5月にトヨタが発表した、新型の1.5LのNAとターボ、2.0Lのターボエンジンの搭載も期待できると思います。特に2.0Lターボエンジンについては、400PS/500Nmバージョンと300PS/400Nmのバージョンが公開されているほか、「2.4L ターボ並みの出力を発揮する、モータースポーツ向けのエンジン」であることも明かされており、このフレーズは、まさに現行GR86の2.4Lターボを示唆しているように思えます。
この新型エンジンは、エンジンのショートストローク化によって、エンジン本体の全高と体積を10%低減しており、低フードによる空気抵抗低減(燃費向上)だけでなく、軽量化にも貢献することが期待できます。低いフード高が魅力のGR86/BRZにとって、ちょうどいいパワーユニットといえるではないでしょうか。 また、ショートストローク化によってエンジンの回転数限界をあげることができるため、400PSや500PSといったさらなる出力追求もできるそう。つまりは次期GR86だけでなく、高出力版エンジンはその上の次期GRスープラにも搭載される可能性があります。将来が非常に楽しみなパワーユニットですね。