レアル、マンUなどビッグクラブが熱視線

リールで評価を上げるヨロ photo/Getty Images

近年フランスサッカー界は続々とハイレベルな若手センターバックをトップクラブへ送り出してきたが、現在リーグ・アンで人気を集めているのがリールDFレニー・ヨロだ。 まだ18歳の選手だが、すでにU-21フランス代表の一員としてプレイもしている。リールでも主力で、現在はレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドといったビッグクラブが強い関心を寄せている状況だ。 『Football Transfers』も人気を集めるヨロにスポットを当てているが、U-21フランス代表でアシスタントコーチを務めるジェラルド・バティクルはパリ・サンジェルマンMFウォーレン・ザイール・エメリ（18）を含め、今の若手が驚くほど成熟していると語っている。 「ザイール・エメリ、ヨロ、彼らの共通点は向上心だ。プレイスタイル、態度、考え方に賢明さがある。彼らは進むべき道筋、それを実現するための手段を理解しているんだ。ヨロは物事がうまくいかないときも落ち込むことがない。彼はザイール・エメリたちと同じように、自分の感情をコントロールする方法を知っている青年なんだ」 ユース年代でヨロを指導したオリヴィエ・シルベストリは、その特長から同じフランスの先輩DFラファエル・ヴァランと重ねる。 「ヨロを見たとき、ヴァランに近い選手だと思った。当時のヴァランと同じ年齢で、同じサイズ感、同じ成熟度を誇っている」 ヴァランもRCランスで若い頃から主力を張り、早々にレアルへと渡った。190cmのサイズを誇るヨロも同じ道を歩む可能性があり、また1人フランスからとんでもないDFが羽ばたこうとしている。