『もうじきたべられるぼく』作家・はせがわゆうじ「世の中は何で出来てるか?宇宙の果てにはなにがあるのか?の考察」
「号泣注意」のキャッチコピーともに、読み聞かせ動画がTikTokで300万回再生されて話題となった物語『もうじきたべられるぼく』。動画だけで拡散されていた物語が、10年の月日を経て、絵本『もうじきたべられるぼく』として刊行され、版を重ねて話題になっています。はせがわさんには散歩中によく考えるテーマがあるそうで……。人生観がつまったイラストエッセイ「なんだもんぱんだもん」です。 【イラスト】何が見える…? * * * * * * * ◆世の中は何で出来ているのか? 世の中はいったい何で出来ているんだろう? と散歩中よく考えるテーマです。 物を半分にして、更に半分にして… ってやってくと永遠に無くならない。 必ず半分あるんだもんね。 もうこれが究極のちっちゃ~いものですよと言われても それ半分にしてみてよって言っちゃうし。 宇宙の果てはあるのか? と同じではあるけれど。 これがもう一番果ての果てですと言われても そ、その向こうは? どうなってるの? って。
◆宇宙の外にあるのは…… 物理学者さんの世界では実証されないと認められないらしく 宇宙の果てのもうなんとも手の届かないところは 無いものとしちゃう人たちもいるらしい。 でもそこをいろいろ考えるところが楽しいのにね。 散歩中とかに。 ある物理学者さんの答えでとっても嬉しかったのは 宇宙の外には何がありますか? という質問に 1つ目2つ目と専門的な仮説を述べたあと 3つ目、「夢と希望がある」というバラ色の答えでした。 心の中で拍手を送ったことは言うまでもありません。
はせがわゆうじ