悠仁さま 異例の筑附ご入学、東大進学への反対署名は1万2千筆超え…筑波大合格までにあった“特別待遇”への逆風
12月11日、秋篠宮家の長男・悠仁さまが、筑波大学の生命環境学群・生物学類に推薦入試で合格された。来年4月からは大学生として、新生活を迎えられる。 【写真あり】8月中旬、ご友人たちと別れた後、物憂げな表情で送迎車に向かわれる悠仁さま 本誌12月3日発売号では、悠仁さまが同大学の推薦入試を受験されていたことをいち早く報じていた。筑波大学の推薦入試(学校推薦型選抜)が行われたのは、11月28日、29日の2日間。悠仁さまが受験された生命環境学群では、小論文と面接の試験が行われていた。 悠仁さまは、幼いころからトンボや昆虫などの研究を続けられ、昆虫などの生態や生息環境の「自然誌」を学べる大学への進学を目指されてきた。いっぽう皇位継承を持つ男性皇族が、学習院大学ではない大学に進学されるのは戦後初めてのことだ。 「これまでご進学先の候補として、東京大学や東京農業大学など数々の有名国立大学の名前が挙がってきました。悠仁さまのご進学については紀子さまが母親として長期計画で東大進学のための戦略を立ててきたとも言われていました」(皇室担当記者) さかのぼると、お茶の水女子大学附属幼稚園へは「特別入園制度」で入園され、現在通われている筑波大学附属高等学校(以下、筑附)へのご進学時も「提携校進学制度」を利用された悠仁さま。皇族として異例のご進路を歩まれてきたが、国民からの反発は強まるばかりだった。 「宮内庁からは『提携校進学制度』について十分な説明がなされず、筑附に入学された際には、“特別待遇ではないか”と批判的の声が上がっていました。それでも悠仁さまは、ご自身の研究に打ち込まれてきたのです。昨年11月に有名研究者との共同執筆による論文を発表され、今年8月には日本で44年ぶりに開催された『第27回国際昆虫学会議』で研究結果が発表されるなど、学術的な評価も得ています。しかしこうした快挙に対しても、“東大の推薦入試に合格するための実績作りではないか”というような声が上がるようになっていました」(前出・皇室担当記者) 今年8月には、「学校推薦型選抜」を利用した悠仁さまの東大進学に反対するオンライン署名活動が実施され、物議を醸していた。署名活動は8月10日からインターネット上で展開され、本誌が確認したところ、8月24日時点で1万2千筆を超える署名が集まっていた。 「署名を求める文書には中傷ともいえる表現や、事実関係が確認されていない文章もあり、プラットフォームの主宰者から、ガイドライン違反として一部修正・削除を求められていたようです。そのためか2週間ほどで署名活動も終了していました。ですがその後、別のプラットフォームでタイトルや本文などが修正され、署名活動は再開されることに。集まった署名は東大総長宛てに送付されたとのことですが、11月中旬に受取り拒否されたことが報告されていました」(前出・皇室担当記者) 壮絶な逆風を乗り越え、合格をつかみ取った悠仁さま。輝かしい未来が開けることを祈るばかりだ。