【狙い目は定価を下回るロレックス!?】腕時計投資家が教える「腕時計投資の極意3か条」とは?
【質問4】これまで買わずに後悔した腕時計はありますか?「500万円以上値上がりした時計を買い逃したことがあります……」
今、最も後悔しているのはデイデイトです。4年ぐらい前に購入を検討していたのですが、私は他の時計を買ったばかりで我慢しました。当時買おうと思っていたのは、「118208」というモデルなのですが、その頃の市場相場は160万円程度。それに対して今年の取引価格は250万円以上。ざっと100万円近くの値上がりです。 しかし、私は単に買うだけでなく、オニキス文字盤に交換しようと計画。4年前は、日本ロレックスにて約15万円で文字盤変更できたのです。しかし、今となっては交換は不可。そのため、オニキス文字盤のデイデイトは現在700万円以上という市場相場。私は、ざっくり500万円ほどの値上がり体験を機会損失したことになります。
【質問5】今、投資価値のある腕時計を1本教えてください。「ロレックスで中古相場が定価を下回っているモデルは狙い」
1本というのも難しいのですが、あえて選ぶとしたらロレックスのヨットマスターIIのWGモデル「116689」になります。これは、レガッタクロノグラフという機能を搭載しているのですが、ロレックスでこういった複雑機構は稀。最高級モデルという位置付けだといえます。 しかし、本来のキャラクターとは逆に、「116689」の中古相場は相対的に高くありません。現時点では約427万円~といった状態なのですが、これは定価割れです。今、中古相場が定価を下回っているロレックスは多くないため、これだけでもお得感があります。さらに、同じモデルのYG版は現在640万円~という相場。K18でもWGは200万円以上安く買うことができるのです。 ■腕時計投資の極意3 か条 ①中古時計を狙え! ②値動きするモデルを狙え! ③未来の人気モデルを探せ! (上級者) 腕時計投資家・斉藤由貴生さん 1986年生まれ。中学1年の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負う。その資金を元手に高級腕時計を購入。中学3年の時に“買った値段より高く売る”腕時計投資を考案。現在、お金を使わず贅沢することのプロとして「腕時計投資」を推奨。 ※本記事は『MonoMaster特別編集 腕時計を見極める』から一部抜粋し、構成したものです
MonoMaxWeb編集部