【iPhone】iOS 18でバッテリー充電上限が80%~100%で設定可能に! 結局どう設定するのが正解なの!?
バッテリーの設定にある充電上限を「100%」にすると、「バッテリー充電の最適化」をオンにすることができます。
なお、普段は充電上限を80%や90%に設定している人が100%に変更しようとすると「充電上限を変更しますか?」というメッセージが表示されます。 ここでは「明日まで許可」か「上限を100%に設定」が選択できますが、「明日まで許可」は一時的に100%に変更して、明後日からはまた80%や90%に戻るということ。「上限を常に100%に設定」を選ぶと、このあともずっと100%に設定されますので、「バッテリー充電の最適化」もオンにしておくといいでしょう。 ちなみに、「バッテリー充電の最適化」が働いているときは、iPhoneがいつ頃100%充電されるか知らせる通知がロック画面に表示されます。 もし、いつもより早く家を出るために、iPhoneをすぐにフル充電したいときは、この通知を長押しして「今すぐ充電」をタップしましょう。どうしても100%まで充電するのがイヤだという人は、上限を90%などに設定すればいいのですが、この場合はバッテリー充電の最適化は行われず、90%で充電が止まってしまいます。
iPhone 15以降+iOS 18では充放電回数や製造日などを確認可能に!
iPhone 15以降+iOS 18では、バッテリーの状態を以前より詳しく確認できるようになっています。 iPhoneの設定画面で「バッテリー」→「バッテリーの状態」を開くと、「最大容量」に加え、「充放電回数」や「製造日」や「最初の使用」などが表示されるのです。前からあった「最大容量」は80%を下回るとバッテリー交換の目安となりますが、新たに追加された「充放電回数」はかなり重要です。 この充電回数は、充電アダプターを挿した回数ではなく、“100%消費したとき”を1回と数えます。たとえば、1日目に65%使って65%充電、2日目に35%使うと合計100%になりますが、これで1回(サイクル)とカウントされるんですね。 ちなみに、iPhone 15以降のモデルのバッテリーは、理想的な条件下で使用された場合、フル充電サイクルを1,000回繰り返したあとでも本来のバッテリー容量の80%を維持するよう設計されています(iPhone 14以前は500回)。 また、製造日と最初の使用日も確認できますので、今後はここで自分のiPhoneのバッテリーの状態がどうなっているのかを、いつでもチェックできますよ。 ■iPhoneのバッテリー状態を確認する手順