【プロ野球100人分の1位】変化球No.1は三振の山を築いた埼玉西武ライオンズ・今井達也投手の「生き物のように曲がる」スライダー 現役選手100人に独自調査2024
第2位:9票/モイネロ(ソフトバンク)・カーブ
第2位には、ソフトバンク・モイネロ投手(28)のカーブがランクイン。 「スピンも効いてますし、曲がり幅自体もすごくあるし、スピードもあるんで、全てがいいと思います」ソフトバンク・甲斐拓也捕手(32) 「あんなカーブを投げたいですね、今度、機会があったら教わろうかな」オリックス・西川龍馬外野手(29) 「モイネロ投手のカーブだけは別生き物ですね」楽天・鈴木大地内野手(35) パ・リーグ最優秀防御率(1.88)のタイトルを獲得したモイネロ投手のカーブは、他の投手のカーブと何が違うのだろうか。 「一回頭の上にポンッて消えて、そこから加速してパッと落ちてきて、それで全然ストライクみたいな」オリックス・西川龍馬外野手(29) 「あのリリースポイントからのあの落差で、1回浮く幅っていうのは別格かな」オリックス・森友哉捕手(29) リリースの瞬間、高く浮き出る独特の軌道。バッターの視界から消える魔球に、プロ達もお手上げのようだ。 「本当にめっちゃ上から落ちてくるし、異次元ですね」楽天・鈴木大地内野手(35)
番外編:3票/大竹耕太郎(阪神)・スローボール
有力候補とみられていた2023年シーズンのランキング上位選手、オリックス・山下舜平大投手(22)のカーブがわずか2票で13位、ロッテ・佐々木朗希投手(23)のフォークが1票のみで19位と波乱の展開となる中、この2人よりも票を集めたのは、第10位にランクインした阪神・大竹耕太郎投手(29)のスローボール。 「普通にさらっと投げられる度胸もそうですし、ほわんってゆっくりボールを投げるのも、すごく難しい技術なので、そこも含めてすごいなって」楽天・早川隆久投手(26) 「その強いメンタルに脱帽です」中日・小笠原慎之介投手(27) 大竹投手の超スローボールは、スピードガンでも計測不能。 スローボールを投げた後の速いストレートでバッターを幻惑する大竹投手。今シーズンの最大球速差はなんと75km/h。近い将来、このスローボールがトップ5入りするかもしれない。