1日15分だけ本に集中する「1%読書術」。ボーッとしてたら過ぎちゃう時間で知識貯金
気がついたら11月。気がついたら1年の終わりが近づいています。 「このまま、自分の時間なんて取れずに、忙しさに流されて2024年を終えるのだろう」とあきらめてしまっていませんか? 1日のなかで、自分が好きなことや学びにあてる時間なんてないと思っているあなた。 でも、1日の1%でいいなら、なんとかなりそうな気がしますよね! 1日の1%は15分。 ぼーっとしていたら過ぎてしまうこの時間を使って「知識貯金」をしてみませんか?
15分を「1%」と表現すると、気持ちがラクになる
1日の1%を有意義に使うコツを教えてくれるのは、『1%読書術 1日15分の知識貯金』(KADOKAWA)。 著者のマグさんは、4,000冊以上の本(うち100冊以上は読書術を紹介した本)から導き出した「読書効率を最大限まで高めるメソッド」を紹介しています。 めんどうくさがりでも毎日の習慣にでき、1日1日成長していきたい。1年後、「1年前の自分が信じられない……」と、毎年言いたい。そう考え、実践してきた方法があります。 (中略)それが、「1%の考え方と習慣」です。 (『1%読書術 1日15分の知識貯金』172ページ) 1日は1440分。その1%は15分(正確には14分24秒)。 「15分を毎日続ける」と考えると「意外と長いな…」とマグさんは逃げてしまったそうですが、「1%だけがんばろう」と視点を変えることで頑張れたのだそうです。 「20ヘクタールの広さ」と言われてもピンときませんが、「東京ドーム4個分」と言われれば想像ができて、その印象が変わるでしょう。 同様に、15分ではなくて1%と表現することで、「それなら頑張れるかも」と思考が変わるのです。 (『1%読書術 1日15分の知識貯金』173~174ページ) ここまでで、まだ読書術にふれてもいないわけですが、すでに「視点を変えて、思考を変える」という大きなテクニックを教わったような気がします。