角田裕毅、新体制ビザ・キャッシュアップRBとして挑むF1での4年目に向けて「期待は沢山!」チームへの貢献誓う
今年F1で4年目を迎える角田裕毅は、ビザ・キャッシュアップRBのドライバーとして挑む2024年シーズンに向けて「沢山のことを期待している」と語った。 【ギャラリー】ビザ・キャッシュアップRB、2024年マシンVCARB 01を公開 昨年までスクーデリア・アルファタウリと呼ばれたチームは、2024年シーズンに向けてイメージを一新。アメリカから大型スポンサー2社を獲得し、マシン開発の面で親チームであるレッドブル・レーシングとの関係を強化した。 組織体制も変更され、今年からローレン・メキーズがチーム代表に就任。ピーター・バイエルCEOと共に二人三脚でチームを率いることとなった。これまではレッドブル傘下の育成チームという要素が強かったが、今後はよりコース上でのパフォーマンスが重視される。 アメリカ・ラスベガスで開催された2024年マシン“VCARB 01”の発表会に登場した角田は、チームが大きな変化の中にいるものの、その方向性には満足していると期待感を示した。 「今のところ、ローレンとピーターのいるこのビザ・キャッシュアップRBチームには本当に満足しています」 角田はそう語った。 「彼らがどうやってチームを築いていこうとしているのか、その哲学が僕は気に入っています。この大きなプロジェクトに加われることにワクワクしていますし、その手助けができればいいなと思っています」 また、角田はこれまでの3シーズンで得た経験値をチームに還元したいと続けた。 「僕の経験が役に立つといいですね。今年はこのチームで4シーズン目になりますし、チームがひとつの方向へ進む上で役立つと思います」 「ただ、このチームで4シーズン目という実感はないんです。新たなスポンサーも多いので、外からのスペシャルなサポートがシーズンを通してより良い成長、より良い考え方をもたらしてくれると期待しています」 「沢山のことを期待していますし、だからこそ僕はオフシーズンにかなり準備しているんです。オフシーズンは本当に充実していますし、基礎となる部分をより強くして、チームをもっと強化することに集中しているので、今年のレースだけに集中できます」
motorsport.com 日本版