マイガレージを手に入れる!【1】気になるガレージを建てる予算は?
旧車に詳しい人は多いが、ガレージに詳しい人は多くない。クルマ好きのあこがれでありながら、いまいち実態がよく分からないガレージ。手に入れるにはどうしたらいいのか。いくらかかるのか。そんな皆さまの疑問を調べてみたのがこのページだ。 【画像5枚】クルマ好きのあこがれでありながら、いまいち実態がよく分からないガレージ。手に入れるにはどうしたらいいのか。いくらかかるのか。そんな皆さまの疑問を調べてみた! 【マイガレージを手に入れる! Vol.1】 秘密基地のような自分だけの空間で愛車を眺めて過ごす。クルマを愛する人ならばそんなガレージのある暮らしにあこがれると思うが、多くの人がガレージを実際に手に入れるにはどうすればいいか悩むだろう。 まず定番の方法として挙げられるのが建築事務所や工務店に直接お願いする方法だ。これは細かなデザインや要望を直接伝えられるため、オリジナリティーあふれるガレージを作ることができる。 とはいえ、建築士に直接お願いする方法だと、旧車を買うより高価になることもあり、諦めている人も少なくないだろう。だが、アイデアと工夫次第ではリーズナブルに建てることもできるのだ。 気になるガレージを建てる予算は? ■ビルトインガレージを作る場合 木造の場合 300万~ 鉄筋の場合 600万~ シャッター 20~150万 換気システム 50~100万 ビルトインガレージは文字通り、建物の中にあるガレージだ。新築する際やリフォームする際に作ることが多く、予算を算出するのは難しいが、概ね300万前後の予算で作ることができるだろう。雨に濡れずクルマまで行けることや居間や生活空間からクルマを眺められるメリットがある一方で、生活空間と密接しているので排ガスを排出するための換気システムを作ったり、音の問題を解決するのに予算がかかる。また、一度建てると修正が難しいので、建設会社などに相談しながら慎重に作るといいだろう。 ■独立型ガレージを作る場合 木造の場合 10万円~ 鉄筋の場合 300万円~ 自動シャッター 50~150万円 手動シャッター 20~60万円 独立型ガレージは母屋から独立した物で土地さえあれば簡単に建てる事ができるうえ、予算の算出がしやすいのが特徴だ。建築する際の注意点としては平屋の場合、鉄筋と木造で建築費の大きな差はないが、2階建てすると大きく建築費が増える。また、目が届きにくいのでセキュリティー関係に意外な予算がかかるだろう。とはいえ、過去に本誌ではすべてを自分で作り10万円でガレージを建てた人を紹介しており、頑張れば自分でガレージを建てることができる。ビルトインガレージに比べると簡単に建築できるうえ、リーズナブルに作れるのだ。
Nosweb 編集部