選挙の候補者を取材しSNSで発信…若者の投票率アップ目指す学生団体 名古屋市長選でも感じる“SNSの力”
名古屋市長選でも、それぞれの候補者が戦略的にSNSを活用しています。油口さんたちもSNSの力が若者に大きく影響すると感じています。
油口琢磨さん: 「Xのランキングとかに『知事選挙』とか入っていたと思うんですけど、もうちょっと前ってなかったと思うんですよね。ランキングにのるということは、それだけみんなが見ているということになるので、だったら僕も見てみようかな、私も見てみようかなっていうきっかけにつながりやすいかなと思っています」
■「大学生に向けた政策」も…候補者の訴えをSNSに
若者にとって、SNSは政治に関心を持つ入口となっています。 油口さんたちは、ショート動画でSNSにアップするため、それぞれの候補に「名古屋市の課題」「大学生に向けた政策」「市長を目指す理由」の3つを短く話してもらい、若者が見慣れている1.3倍速の再生速度で動画にする戦略を考えました。
撮影した動画も自分たちで編集し、試行錯誤を重ねた結果、20日、動画ができあがりました。
油口琢磨さん: 「SNSのいいところって、相互にやり取りができるところだと思っているので、動画を見てくれた人たちがさらに拡散してくれるとか、それに対してリアクションしてくれるみたいな、スマホを通じて政治参加や社会に声を上げる感覚を持ってもらえることが大事かなと」
11月24日投開票の名古屋市長選挙には、7人が立候補しています。 ・太田敏光氏(76) ・広沢一郎氏(60) ・水谷昇氏(61) ・不破英紀氏(64) ・鈴木慶明氏(85) ・大塚耕平氏(65) ・尾形慶子氏(67)