「欧州で10年やってて…」浦和レッズ、原口元気はポジション争いにも自信。タイトル獲得へ「責任を担いたい」
J1リーグの浦和レッズに所属する元サッカー日本代表MF原口元気が、2025シーズンに向けて意気込んでいる。9日に行われた今年初の公開トレーニング後に、新戦力とのポジション争いについて話し、今季J 1でタイトルを獲得するために「責任を担う」と決意を新たにしている。 【一覧】2025年 Jリーグ全60クラブ 最新移籍情報はこちら! ドイツ・ブンデスリーガのVfBシュトゥットガルトを退団していた原口は2024年9月に浦和へ完全移籍となり、10年ぶりにJリーグへ復帰となった。背暗号78を背負い、昨季はJ1で10試合に出場し、1ゴールを記録している。今季は背番号を9に変更し、チームへの貢献が期待される。 原口は練習後「今回ちゃんと準備期間からできるので本当に強いチームを、勝てるチームを作る時間にしたいなとは思います。優勝するために帰ってきたって何度も言ってますけど、本当にそれだけにフォーカスしたいと思うし、その役目を、責任を担いたいなとは思ってます」と話した。 浦和は今オフに柏レイソルからマテウス・サヴィオを獲得。共存もあり得るが、ポジション争いもある中で原口は「欧州で10年やってて、毎年サヴィオみたいな選手と争ってきたので、別になんとも思わないというか。普通の世界だなとは感じます」とポジション争いにも自信を示しつつ、「共存もできると思いますし非常にナイスガイで良い選手っていうのはもう分かっているので、共に優勝するために助けになってくれると絶対思うので。一緒に頑張っていきたいなと思います」と語った。 昨季に浦和へ帰還した33歳のMFは、自らを育ててくれたチームに恩返しをすべく、タイトルをもたらすことができるか。 (取材:加藤健一、構成:編集部)
フットボールチャンネル編集部