【南原清隆さん×生見愛瑠】 南原さんが語るめるるの意外な一面
人見知りのめるるが〝仲よくなりたい!〟人をゲストにお迎えする連載がスタート! 記念すべき第1回目のゲストは、めるるがレギュラー出演している「ヒルナンデス!」でMCを務める南原清隆さん。お仕事論や南原さんから見ためるるの魅力など、たっぷり聞いてみました♡ 【写真】OFF SHOT♡南原清隆さんはみんなのお父さん♪ ずっと大好きです!
キラキラしていて、努力家で素直。南原さんから見た愛瑠の魅力
Special Guest:南原清隆さん 1965年2月13日生まれ、香川県出身。内村光良さんと共に、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」として活動。2011年から『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の総合司会を担当。ダンス☆マンとタッグを組んだユニット・ダンス☆バンバンの新曲『恋にシズンテイカ』もぜひチェックを! 生見愛瑠 2002年3月6日生まれ、愛知県出身。CanCam専属モデル、俳優。2022年『モエカレはオレンジ色』で第46回日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞。南原さんと共演する『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では木曜レギュラーを担当。
【愛瑠】連載企画の1回目のゲストは、南原清隆さん! お越しいただきありがとうございます! 【南原さん】こちらこそお招きありがとう! おふたりが初めて出会ったのはいつですか? 【南原さん】めるるが 『ヒルナンデス!』のシーズンレギュラーになる前に、ゲストで来ていたときかな? 【愛瑠】私が18歳のときですね! その頃から今も変わらず、南原さんは〝優しい人〟。 演者側にもスタッフさんにもいつも丁寧で。南原さんが全体を温かく包んでくださるからこそ、『ヒルナンデス!』はいつも明るい雰囲気なんだって思いました。 【南原さん】初対面のめるるは、すごくキラキラしてた。今は少し大人っぽくなった、また別のキラキラがあるね! 根本は変わらないけど、いろんな経験を重ねて成長しているんだなって思います。 【愛瑠】うれしい…! 木曜レギュラーが決まった当初はずっとソワソワしていた気がします…。 【南原さん】今は全然だよね。僕は本番中困ったらめるるに振れば大丈夫って思ってるよ! 短いセンテンスで、印象的なことを言えるから。貴重な存在です。 【愛瑠】これからもがんばれます(涙)! 南原さんが知る、愛瑠の意外な一面は? 【南原さん】実は努力家さん。でもそれを表に見せないよね。『ヒルナンデス!』で一緒に社交ダンスをやらせてもらったことがあったけど、めるるは初めてなのに全然音を上げなかった。ハードな練習だったのに「はーい、やります!」って明るくこなして、すごいと思ったよ。 【愛瑠】楽しかったからできたんです! みなさん真剣だし私もがんばろうって。 【南原さん】でもめるるは、ドラマとかの撮影で疲れているだろうに、いつも笑顔でいてくれるよね。役柄によっては少し引きずっているときも…ある(笑)? 【愛瑠】それに気づいてくださるのは、南原さんだけです! 前に私がいっぱいいっぱいになっていたとき、みんながいないところで「大丈夫?」って声をかけてくださいましたよね。私、泣きそうになりました! 愛瑠が知る南原さんの意外な一面は? 【愛瑠】うーん、本当に少食でびっくりする(笑)。 【南原さん】(爆笑) 【愛瑠】『ヒルナンデス!』での試食コーナーで私は「まだ食べたい~♪」って思うんですけど、南原さんは序盤からお腹いっぱいって顔をしていて(笑)。スタイリッシュなのに、実はかわいい一面があるんです♡ 南原さんが今の愛瑠と同じ20代前半の頃、仕事とどう向き合っていましたか? 【南原さん】デビューしたてのときだから、目の前のことをひとつひとつ一生懸命にやるだけでしたね。めるるもそんな感じじゃない? 自分が想像していたよりもいろんな仕事がいっぱいきてさ。 【愛瑠】そうですね…! 南原さんはその時期をどう乗り越えられたんですか? 【南原さん】20代だから乗り越えられてた。仕事に合わせて、体が慣れていったな。でも今振り返って思うのは、ある時期までは量をこなさないと自分の力がついてこないなってこと。若いからこそ量をこなせるし、やりたくない仕事の中にも意外と自分に合うものを見つけたり。僕の場合は、それでよかったなって感じるな。 【愛瑠】すごい! いろんなお仕事をしているときは、頭をどう切り替えていたんですか? 【南原さん】当時は、現場に行くと自然と切り替わっていたかな。最近はよく瞑想をしてるよ。仕事場に向かう間にスマホとかを見ていると、情報があふれていて仕事に向けて「よしっ!」って気持ちにならなかったりするから。目を閉じて呼吸を整えるの。思い浮かんだことは全部放って何も考えないようにすると徐々に心が落ち着いてきて気持ちがリセットされるよ。 【愛瑠】そう思うと、私起きている間に〝無の時間〟ってないかもしれないです。何かをずっと考えちゃってます。知恵熱もよくだすし。 【南原さん】頭を使ってるんだね。それが続くと疲れちゃうから、休息を挟まなきゃね! 【愛瑠】はい! 南原さんは緊張されることありますか? 【南原さん】いつも緊張しているよ。ネタがはじまる前は嗚咽(笑)。あと、めるる含めみんなで『ヒルナンデス!バンド』をやったときも緊張した~。 【愛瑠】確かに出演前にオエオエされてましたね(笑)。 【南原さん】「楽しもう!」って言っておきながら…(笑)。めるるはそのとき余裕だったよね。スケジュールの都合であまり全員で練習ができなかったから「緊張するでしょ?」って僕がめるるに聞いたら、「全然~♪」って。かっこいいって思った(笑)。1万人を目の前にして、「あれおいしそう!」とか関係ない話してるんだもん。 【愛瑠】南原さんはじめ『ヒルナンデス!』のメンバーがいらっしゃったから安心感が大きくて! 【南原さん】めるるはどんなときに緊張するの? 【愛瑠】演技のときとか、急に泣かなきゃいけないってなったりすると緊張します。でもそういうときは、30分で終わるから一瞬だって考えています。 【南原さん】わかる! 俺も「明日緊張するけど、1週間後は全然ラク」って考える。同じだけど、めるるは時間幅が短いね(笑)。やっぱり肝が据わってる! 【愛瑠】確かに(笑)。あと南原さんにおうかがいしたいのは、20代のうちにやっておいたほうがいいこと! 【南原さん】ん~なんだろう、本は読むといいかな! 【愛瑠】なんでですか? 【南原さん】20代に読んでた本を年齢を重ねたときにもう一度読むと、また違った感じ方ができる楽しさがあるんだよね。自分が置かれている環境によって、見え方が変わるというか。 【愛瑠】私、本を読まないんですけど、読書する姿に少し憧れてたりするんです…! 映画の現場とかでは空き時間に本を読んでいる女優さんがすごく多くて。 【南原さん】本を読むと、リフレッシュできるからかな。読書中はその物語のことしか考えないからさ。あと資格を取るのは? 【愛瑠】どんな資格ですか!? 【南原さん】スキューバダイビングとか。海好きだっけ? 【愛瑠】嫌いです(即答)。深海恐怖症だから怖い! 【南原さん】アハハ! 日焼けもするし? 【愛瑠】そう、砂まみれにもなるし、嫌い(笑)。 【南原さん】いいね! めるるは、その素直ではっきりしてるところもいいのよ! 今後ふたりでやってみたいことは? 【愛瑠】私はお酒を一緒に飲みたいです! 打ち上げとかはあるけど、個人的にごはんに行ってみたいな。 【南原さん】行こう! 確かにふたりではないね。 【愛瑠】ないです。誘えない…。 【南原さん】俺こそ誘えないよ! 「えー」とか言われたらショックだもん。立ち直れなくなる(笑)。僕はね、バンドをまたやりたい! 実は、めるるをイメージして作りかけた曲があって、それを完成させたい。 【愛瑠】この間おっしゃっていましたよね! 『ねぇ』っていう曲。うれしすぎる! 【南原さん】そうそう。ワンフレーズは浮かんでるんだけど、その続きがなかなか湧いてこないの(笑)。一緒にごはんに行って、もう少しめるるの全体像を探らないと…! 【愛瑠】では続きは今度、ビール片手に焼き鳥屋さんで♪ CanCam2025年1月号「めるるの『友達100人できるかな?』」より 撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK) スタイリスト/伊藤ミカ(愛瑠分)、新地真弥(Tatanca/南原さん分) ヘア&メイク/MAKI(愛瑠分)、畠山紗矢香(南原さん分) 構成/石黒千晶 WEB構成/久保 葵